無料通信アプリのLINE(ライン、東京・渋谷)が5月に始めたスタンプ販売サイト「クリエイターズマーケット」が人気だ。スタンプは、ラインのやり取りで使われる大きい絵文字のようなもの。マーケットでは個人の作品を1セット(40個入り)100円で販売できる。代金はラインと制作者で半額ずつ分け合う仕組みで、人気制作者の中には「スタンプ長者」も現れている。【横山三加子】 【友人と「割り勘」も】支払いアプリ「LINE Pay」公開へ スタンプは企業が有名キャラクターの絵柄を販売したり、宣伝のために無料配布したりしている。ラインが「企業の発想には限界がある。面白いスタンプが出てくるよう表現を利用者に委ねよう」(スタンプ企画チームの渡辺尚誠マネージャー)と計画を練り、審査に通れば個人でも販売できるスタンプのマーケットを設けた。予想以上に人気が広がり、11月7日時点で制作者27万人が世界145カ国・地域から