「生理は汚いもの。不純なもの」こんな考えが、世界にはまだ根強く残っている。そんな生理に対するネガティブなイメージを払拭しようと活動している「月経活動家」をご存知だろうか。なかでも、アートを通じてそうした活動を行う「月経芸術家」の多くが女性。月経を題材にした独自の作品は見る者を魅了し、圧倒させる。しかし、それと同時にその活動内容は賛否両論を呼ぶことも多い。そのアートに込められたメッセージとは一体何なのであろうか。そして、なぜ、賛否両論を巻き起こすのか。そんな異色のアーティストたちをまとめてみた。 生理の血を付けて歩いたパフォーマンス集団 真っ白なパンツに、真っ赤な生理の血を付けた女性たち。生理に対する羞恥心を払拭しようとストリートを占領したのは、スペインのパフォーマンス集団、サングレ・メンストルアルだ。彼女たちは「生理のビジュアル化」をマニフェストとして掲げ、道行く人々に「生理は汚いものでは
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