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ブックマーク / blog.japan.cnet.com (11)

  • CNET Japan Blog - 渡辺隆広のサーチエンジン情報館:ヤフーにとってマイクロソフトは魅力的か?

    「いまマイクロソフトがGoogleに勝ちたかったら、ヤフー買収しかないですよね」と業界関係者と冗談交じりで話すことがよくあるのですが、実際、マイクロソフトが気でGoogleにキャッチアップしたければ ヤフーを買収するくらいしか手がないと思います。Live戦略推進後も検索シェアが低下し続け、ブランディング戦略が迷走するマイクロソフトと、今もシェア上昇を続け、広告ネットワークを拡大し、Google Appsを通じたウェブアプリケーションにも支配領域を拡大しようともくろむGoogle。中小の将来有望なベンチャー企業をいくつも購入するよりもヤフーを買収したほうが手っ取り早い。 そんなわけで マイクロソフト が ヤフーを買収するという話は現実的な戦略オプションとしてありなのでしょうが、正直これは冒頭で冗談交じりと書いたとおり、実現は難しい。提携レベルであれば、例えばメッセンジャー分野で両社が提携し

  • CNET Japan Blog - 佐々木俊尚 ジャーナリストの視点:新聞が背負う「われわれ」はいったい誰なのか

    新聞の<われわれ>とはいったい誰か ジャーナリストの玉木明氏は、オウム真理教事件の直後に刊行された「ニュース報道の言語論」というで、新聞記事の主語は、実は文面にはいっさい出てこない「われわれ」であると書いている。たとえば、次のような記事の文例を見てみよう。「強引とも言える捜査は、小さな山村の集落の住民を相互不信に陥らせ、人のつながりを壊した。警察への憤りも広がっている」(二月二十三日、鹿児島県議選買収無罪判決の記事から)。この記事で警察に憤っているのは、誰なのか。ここで憤っているのは、実は書いた記者個人という「わたし」なのだが、しかし記事の文脈では「私が憤った」とは書かれていない。あくまでも社会全体の「われわれ」であるというスタンスを取って書かれているのだ。玉木氏は前掲の書籍で、以下のように書いている。 ある特定の観点を<われわれ>の観点とみなすこと、特定の主張を<われわれ>の名において

  • CNET Japan Blog - 江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance:お待たせしました、ガツンとLingrの新リリースです

    例によってご報告が遅くて申し訳ありません。 とうとう待望のLingr API(リンガー・エーピーアイ)とLingr Radar(リンガー・レーダー)をリリースしました。 世界最強(と勝手に思ってる)ウェブチャットのLingrですが、さらなる未知の世界へと大きな一歩を踏み出すときがやってきました。 今回のリリースは、Lingrを最初にグランドリリースして以来の最大のアップグレードです。 いやぁ長かった。。。ここに至るまでの経緯について少しお話させてください。 どんなプロダクト開発にも仮説と検証のなかで見つかる大きなミステイクがありますが、Lingrももちろん例外ではありません。わたしたちの最大の失敗は、「自分のチャットルームを作っても、誰もこないその部屋でずっとひとり誰かが来るのを待ってるのは寂しい」という点を見逃していたことでした。 ブラウザというのは能動的なメディアですから、自分からアク

  • CNET Japan Blog - 佐々木俊尚 ジャーナリストの視点:毎日新聞連載「ネット君臨」で考える取材の可視化問題

    少し古い話になるが、毎日新聞が元旦の紙面で「ネット君臨」という年間企画連載をスタートさせた。この連載をめぐって、ネットの世界からは激しい批判が巻き起こったのは記憶に新しい。 私もこの連載を通して読んでさまざまな感想を抱いたが、その感想についてはとりあえず別の機会に書いてみたいと思う。ここでは、「ネット君臨」がもたらした「取材」という行為の正当性と可視化についての問題について、少し考えてみたい。「ネット君臨」における取材行為は、その問題を考えるための格好のケーススタディになっているように思われたからだ。そこで記録として、若干の取材結果も踏まえてこのブログにその経緯を記しておこうと思う。なお最初に記しておくが、この経緯はあくまでもがんだるふ氏の側から見た一連の経緯であって、毎日新聞サイドには現時点では私は取材していない。したがってエントリーの内容が、かなりがんだるふ氏に拠っていることをお許しい

  • グーグルが無敵ではないことはエンジニアだけが知っている:江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance - CNET Japan

    ウェブ人間論 梅田 望夫 / 平野 啓一郎 梅田望夫と平野啓一郎の対談集である「ウェブ人間論」を読了した。基的な感想は、この書籍の元になった新潮に対談が掲載されたときに「新潮6月号の梅田望夫×平野啓一郎の対談を読んで」にもすでに書いたし、ここやここでは平野啓一郎人が登場するというハプニングがあったことも記憶に新しいところだ。その後に平野はほんとうに公式ブログを開設したりもした。これら一連のできごとは、とても楽しいものだった。 だけど、いやだからこそ、この件を引っ張る形でこれ以上書評を続けると知人友人ばかり持ち上げる内輪やらせブロガー的なダークサイドに堕ちてしまう気がするので、この機会に大きく踏み外してみようと思う。 ぼくが今の今まで注意深く避けてきた、グーグル技術論について、この機会にとうとう語ってしまおうと思う。 ■「過去7年におけるグーグル成功の最大の要素は『運』だった」(Se

  • 平野日出木さん、本当にそれでいいんですか?(上):佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 - CNET Japan

    オーマイニュースがこの11月、決定的局面を迎えた。引き金は、コメント欄に書き込めるオピニオン会員制度を廃止し、市民記者に一化したことである。だが重要なのは制度の問題ではなく、この制度変更がどのようなプロセスで行われたのかということだ。 このブログに、これまでの経緯を書き留めておこうと思う。 オーマイニュース上で【ご意見募集】「この記事にひと言」欄についてが掲載されたのは、10月19日朝である。 この以前に、私はオーマイニュース編集部の平野日出木デスクから相談を受けていた。このあたりのやりとりについては、月刊誌「論座」12月号に書いた「市民ジャーナリズムは、混乱と炎上を越えて立ち上がるか オーマイニュース日版船出の裏側」という記事で詳しく述べた。この記事は、論座のウェブサイトに掲載されている。市民記者から以下のような声が上がっているというのだ。 「記事の内容とは関係のない書き込みを何とか

  • ある事業立ち上げの風景:渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan

    幾つか立ち上げ系の支援案件で、似たようなフェーズに差し掛かっているものがあり、やっていることを整理してみると共通項がやはり浮かび上がる。良い機会なので、簡単にだがまとめてみたい。 話のきっかけ 話の始まりとして、創業者や経営陣からの相談を受けることから始まるのが多い。当たり前だか事業を行うのは先方なため、基的な事業目的や概要についてはある程度固まっていることがあるのが普通だが、シード段階のビジネスモデルの検証や事業プランの策定から入ることもある。 良くあるのが、概ねの事業イメージは出来ているが、実際のサービスデザインについて上手くやりきれないというパターン。事業会社出身者やコンサルタント卒業生の方が中心になって始まった事業の場合によく起きる。この場合足す必要があるのが、アーキテクトやプロデューサーの役割。理屈の上では市場があっても、上手く捕まえられるか、リーチ出来るかはサービスをき

  • きみは「Scrybe」を見たか--ウェブアプリに大型新人登場?:CNET Japan Staff BLOG - CNET Japan

    「Scrybe」という(会社のつくった)ウェブアプリケーションがにわかに注目を集めている。「百聞は一見に如かず」の言葉通り、まずは以下のデモビデオをご覧いただきたい。 Scrybe: Sneak Peek Scrybe: Simply Unbelievable(ロングバージョン) (こうしてビデオでみると、AjaxなUIが軽快に動作する様子がよくわかる) 以下は、Scrybeのサイトに記されている特徴リスト ・シームレスなオフラインアクセス(しかもインストール必要なし) ・デスクトップアプリと同様のリッチで軽快な動き ・直感的に使える、ズーム可能(=サイズ可変な)カレンダー ・ブックマーク、ウェブクリップ、イメージ、ファイルを使って考えを整理 ・カレンダーと統合されたTo Doリスト ・友人や同僚と共有/コラボレーション可能 ・エレガントでコンパクト、しかも使いやすいプリ

  • 本当は比べてはいけないがつい比べてしまうWiiとPS3:渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan

    書き物や業の事業支援系の仕事が切羽詰ってくると、時事テーマをそのときのタイミングで切り取ってまとめるというところにエネルギーを割くのがどうしても後回しとなってしまう。というところで、ここしばらくフォローのしてなかったテーマを順番に。 まずはタイトルの通り次世代ゲームプラットフォームとしてようやく両者共にベールが取り払われて比較しやすくなった二つについて。 立ち位置の違い 年末商戦でタイミングがぶつかるということや過去から紡がれた両者の歴史を踏まえて、WiiとPS3は同種のものとして比較されるのが通例となっている。両方ともゲーム機と銘打って出されるので、この反応は当然といえば当然ではあるが、中身を見ているとあまり比べてはいけないものでもある。 両者は(あるいは、場合によってはアップルのiTVを加えても良い)は、ホームエンターテイメントで良いポジションを確保したいという大きなところでは

  • GoogleのYouTube買収と日本のテレビ業界:渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan

    GoogleがYouTubeを買収した。 両者の戦略がどうなるか、値段を例えばmixiを比較してどう思うかなどという話はあちこちで自然と語られるだろうことから要点のみとして。 主なポイントはCNETの記事とスクープの役割を果たしたTechCrunchに日語化もされて掲載されている。 ビジネスとして気になっているのは、コスト構造と法的リスク。これからはともかく、既に今までの事業経過で蓄積したものがあるはずで、収益化のタイミングを見計らって今か今かと訴訟タイミングを窺っている人がわんさといるはずである。 ・法的リスク オペレーションの独立性が今回合意に至ったのポイントの一個とYouTube側からアナウンスが出ている。つまり、YouTubeのサービスは少なくとも当面は今の形で維持され変わらず使われることになる。もっとも、広告商品の統合などについては随時行われていくことだろう。 さて、とはいえ、

  • CNET Japan Blog - 坂本健太郎のIT業界マーケティング活用術:顧客価値視点のマーケティングミックス(4Pから4Cへ)

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