11月25日から12月2日までの8日間、私はあることにハマっていた。 それは、小説の書き写しである。 村上春樹さんのデビュー作『風の歌を聴け』をWordにひたすら打ち続け、完コピした。 何をきっかけにそんなことを始め、何を期待し、何が得られたのか。それらを書いていく。 小説の書き写しに興味がある人はさほど多くないだろうが、書き写すだけという簡単な作業でさえ、やってみるとたくさんの気づきが得られるのだ、ということが伝わればと思う。 そして何か新しいことを始めたいと考えている人の背中を押す記事になれば幸いだ。 ☆★☆ まずはきっかけについて。 最初に「書き写す」ということに魅力を感じたのは、Books&Appsの熊代さんの記事、「他人の人生やライフスタイルをコピーする際に気を付けること」を読んだときだ。 それまでは誰かの書いた文章をただ書き写すだけの行為に意味があるなんて思ってもみなかったので
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