プロ棋士先崎学さんの「うつ病九段」は、絶対に読んだほうがいい。誰もがうつになる可能性があるのだから。

本書は筆者である先崎学さんがうつ病になる事からスタートし、その後回復するまでの過程を極めてわかりやすく記述した本だ。 僕も一応医者であり元同僚にもうつを発症した人がいたので、多少はうつについて知っているつもりではあったのだけど、恥ずかしながらこれを読むまでうつ病の事を何もわかっていなかったといっても過言ではない事がわかり、愕然としてしまった。 それぐらいに衝撃的な本なので、ぜひ皆様も読まれる事をオススメする。非常に読みやすいので、たぶん誰にでも読めるはずだ。 うつ病は決断力が落ち、退屈を感じなくなる病気 先崎さんによると、うつ病になるとこんな感じになるのだという。 「うつ病の朝の辛さは筆舌に尽くしがたい。あなたが考えている最高にどんよりした気分の10倍と思っていいだろう。」 「まず、ベットから起きあがるのに最短でも10分はかかる。ひどい時には30分。その間、体全体が重く、だるく、頭の中は真

[washita]

肝心なのは、小学生レベルの詰将棋さえ解けなくて将棋はもう無理だって思ったのに、後日プロ相手にやったら勝てたこと。鬱病って身につけた能力が壊れるんじゃなくて、脳の電源や動力にあたる部分の障害なんだなと。

[HACHI-BAY]

決断力が無くなるのは本当。寝起きが不快なのはうつの症状。頭が気持ち悪くて起き上がれない。

[DustOfHuman]

えっ、ココに書かれてることって普遍的にみんな感じてることじゃないのか…？？？

[yamuchagold]

Amazonの評価に「1年でうつが治るはずないから嘘です」て、明らかに読んでない人がいたけど、心配しなくても先崎さんは治って無いんだよな…

[oktnzm]

よくなりつつあって何より。もう厳しいのかなと心配してたので。

[voodoo5]

ついこのあいだ、西原理恵子の漫画に先崎学を出して、鬱になるくらい将棋の宣伝のためにがんばったのに藤井君が出てきてあっさり人気になっちゃったって描いてたけど、この本の宣伝のためだったのか。

[lovevoiceryu]

読んだ。良書。Amazonで低評価つけている人に腹が立つ。

[iidacooi4]

「医学書にもあまり載ってない」って、どの医学書を読んだ上での発言ですか？ 例えば精神運動制止や決断困難、鉛様麻痺は医学書以前にDSM-5診断基準にもある項目ですよね（「決断困難」はうつ病の診断基準Aの8）。

[mrpotas]

これ読んで高尾山をケーブルカーなしで登ってきた。めっちゃキツかった。

[idotdotslash]

具体的な話は価値があるな〜

[iixxx]

決められない、判断できない、というのはほんときつかった。今までできてたことが全然できなくなったり、lineのスタンプすらほんとに返せない。うつの回復って新しい脳の回路を開く感じなのかなぁって感じがする。

[ewiad420]

決断ってリソース食うよね。メニュー選ぶのも献立決めるのもかったるい時は結構ある。作ったものに「え～、これじゃない」何がいいのと聞くと「わかんない」と言う息子に腹が立つけど、気持ちは分かる。

[hibiki98]

うつ病のこわさ。復帰できたのがすごいよな。先崎さんは。

[rascalrascal]

双極ではないことを祈る。

[shun_shun]

Amazonの低評価腹が立つコメントを見てレビュー見てきた。3つ低評価付いてた。1つ目はマトモな批判で、2つ目はちょっとイチャモン、3つ目は迷い無くクソレビューだと思った。/本を見て、1つ目もイチャモンだったと判断。

[hisawooo]

読んで応援

[blackblueash]

うつ病とは決断力低下する病なのか。プロ棋士が3手詰めギリ解けるまでぐらいまで思考力落ちるとかヤバい。

[kote2kote2]

うつ病の怖いのは病気そのものよりも再復帰

[knok]

読んだけど良かった。色々共感できるところがある。特に収入がなくなり不安になるというくだり

[gameloser]

言わずにはいられない。百聞の１つなんですが・・・・

[yk_wcat]

“「コインを投げて表ならお店に入る」という折衷案を採用し、決断の意思決定コストを低減”

[mujisoshina]

「あなたが考えている最高にどんよりした気分の10倍と思っていいだろう」が難しいところ。そこの違いを正確に表現できる言葉があまり無いため「自分は克服できている。お前は努力が足りない」の様な無理解が多くなる

[playnote]

よくわかる。

[mujou03]

些細なことでも決めるという行為は精神力を使うからな

[fujifavoric]

プロ棋士が7手詰めを解けなくなるというのは多少将棋が分かる人ならマジで只事ではないと分かるので、そういう客観的指標で病態を窺い知ることができる貴重な本／先日王位戦の立会人を元気にこなしていて嬉しかった

[kounotori0305]

連載記事が更新されました。今回は、うつ病について書かれた本の書評です。めっちゃくちゃに読みやすくて面白いのでオススメ