関節の炎症で腫れや痛みが出る関節リウマチを引き起こす原因分子を京都大などのグループが初めて見つけた。関節リウマチは、体内の分子を免疫細胞が「外敵」とみなして炎症を引き起こすが、どの分子が標的なのかはよくわかっていなかった。原因の解明が進めば、根本的な治療につながる可能性がある。 米科学誌サイエンスに17日発表する。体に侵入した病原体は、司令塔役の免疫細胞の「T細胞」が外敵と判断して排除される。 T細胞は様々な病原体に対応できるようそれぞれ違うセンサーを持ち、体内に数億種あるとされる。T細胞の制御がうまくいかないと、免疫細胞が体を攻撃し始め、関節リウマチなどの病気を引き起こすと考えられている。 グループはマウスの実験で標的… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定
東京女子医大病院(東京都新宿区)の麻酔科医らが昨年末までの5年間、少なくとも約60人の小児患者に対し、麻酔薬「プロポフォール」を使用禁止の条件に反して不正に投与していたことが朝日新聞の調べでわかった。同じ薬剤を大量に投与された2歳男児は今年2月、副作用が疑われる症状で急死し、警視庁が業務上過失致死容疑で捜査している。厚生労働省も投与の実態確認を急ぐ。 プロポフォールは海外で小児の死亡例が報告され、厚労省は2001年9月、集中治療室(ICU)で人工呼吸中の小児(およそ15歳未満)への使用を禁じる通達を製薬会社に出した。製薬各社は薬剤の添付文書で、この条件での使用は「禁忌(きんき)」と明示している。 東京女子医大病院の内部資料や複数の医大関係者の証言によると、麻酔科医らは09年1月~昨年12月、ICUで人工呼吸中だった0~15歳の患者約60人に対し、いずれも2日以上にわたってプロポフォールを投
抗生物質の服用で腸内のバランスが崩れて、ぜんそくが悪化する仕組みを、筑波大の渋谷彰教授(免疫学)らの研究チームがマウスの実験で突き止めた。真菌(カビ)の仲間「カンジダ」が腸内で異常に増えて、症状が悪化していた。抗真菌剤などで治療すれば、一部のぜんそく患者は症状を軽減できる可能性があるという。 研究チームは、感染症の治療に一般的に使われる複数の抗生物質をマウスに与えた。抗生物質の服用の仕方によっては腸内の乳酸菌などの善玉菌が大幅に減り、一方でカンジダが異常に増えた。カンジダは生理活性物質をつくる。この物質が血液によって肺に運ばれると、肺の中で免疫細胞が増えすぎて、ぜんそくの炎症を悪化させていた。 研究チームは、ぜんそくが悪化したマウスに抗真菌剤などを注射し、カンジダを治療。その結果、ぜんそくの症状が軽快することも確認した。渋谷教授は「抗生物質の服用で腸内のカンジダが増えて、症状が悪化するタイ
宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba 宋美玄オフィシャルブログ「~オンナの健康ラボ~」Powered by Ameba この朝日新聞の地方版の記事を読んですっごくびっくりしているので、何回かにわけてつっこみを入れさせてもらいたいと思います。 →赤ちゃんを「ツルン」と産みやすく 北海道で出産を扱う開業助産院を営む助産師さんへの取材を元に書かれた記事です。(地方だし、若手の記者が書いたんじゃないかな・・と思っています) 以下引用です。 出産時は分娩台を使わず、入院部屋を兼ねた畳敷きの場所で自ら望む姿勢で産むことができる。陣痛開始から助産師が寄り添い、産まれてすぐ赤ちゃんと一緒にいられる。次男叡士(えいと)ちゃんを産んで3日目の石山瑞穂さん(34)=中富良野町=は「時間をかけて接してくれて、病院と違って日常のアドバイスにも細かくのってくれるので、安心な
JBpressの医療関係の記事には問題が多い。今回は人工透析の「自己責任論」についての記事が載った。 糖尿病の合併症の一つが糖尿病性腎症であり、進行すると人工透析が必要になる。現在の日本における透析導入原因の疾患の第一位は糖尿病性腎症である。糖尿病が食事や運動といった生活習慣と深く関係しており、治療に患者の自己管理が重要であるのは事実である。しかしながら、以下に引用する「節制していれば糖尿病にならないし、人工透析だって必要がない。本人の心がけの問題である」という川嶋朗医師の主張は医学的には間違っている。聞き手が川嶋諭氏(JBpress編集長)で、答えているのが川嶋朗医師(東京女子医大准教授)である。 ■健康保険に逆マイレージ制を導入しよう 不摂生が原因の人工透析患者に身障者認定は必要か:JBpress(日本ビジネスプレス) 答 (中略)しかし、糖尿病は生活習慣病ですから、きちんと体をコント
頬や体が赤くなり、風邪のような症状が出ることもある伝染性紅斑(リンゴ病)に妊娠中にかかり、胎児に感染した女性が2011年に69人確認され、うち約7割の49人が流産、死産していたことが厚生労働省研究班(主任研究長・山田秀人神戸大教授)の全国調査で5日、分かった。 妊婦を対象に実施した初の大規模調査。69人のうち家族もリンゴ病にかかっていたのは37人。このうち34人が子供だった。育児中の妊婦が子供から感染するケースが多いとみられ、研究班は、風邪の症状がある人に近づかず、定期的に健診を受けるよう、妊婦に注意を呼び掛けている。 山田教授は「11年は流行年だったこともあり、今回の調査で妊婦への影響の大きさが明らかになった。何らかの対策が必要だ」と話している。
整体やマッサージといった医療類似行為について昨年度、国民生活センターと全国の消費生活センターに寄せられた相談が計1265件に上り、過去最多だったことが4日、分かった。相談は年々増える傾向にあり、中でも、「マッサージを受けたら骨折した」など身体被害を訴える相談が増加している。 「ブキッ」。埼玉県に住む60代の女性は昨年4月、近所のマッサージ店で1時間半にわたって全身の指圧を受けたとき、鈍い音とともに胸に激痛を覚えた。 息ができないほどの痛みだったが、数分で元に戻ったため、施術者に何も言わずに帰宅した。しかし、その夜に発熱して痛みが再発したため、整形外科で診てもらったところ、あばら骨の骨折と判明した。全治1カ月の重傷だった。 国民生活センターによると、平成19年4月〜25年7月末、健康維持や疲労回復を目的とした器具を使わない手技での医療類似行為に関して計5752件の相談があった。昨年度は
17日にCRSの当事者の人たちが厚生労働大臣あての文書を結核感染症課の人に渡したということはすでに報じられていましたが、17日の時点では大臣コメントはありませんでした。 そして、18日のぶらさがり会見では、すごいお言葉が! 「風疹はまだ1万人」 インタビュー動画はこちらでみることができます。 「ことしの風疹患者数、1万102人に 厚労相は財政支援に否定的」 お金もないしブツもない。 めちゃくちゃですね。そもそも感染症がなんだかわかってないみたいですね。ふざけんなーばかやろー的な反応をみた18日でした。 もちろん、大臣の意見は担当部署からレク後にきまってますから、行政担当部署のご意見ということかもしれませんが。 怖い国ですね。同じ省庁内では少子化対策とかいってんですよね? いや、まてよ。 これは「わざと」いったのではないか?とニュース深読みのさらに深読みをしてみました。 不作為責任で国をうっ
5月31 恐怖のアルコール その1 (酢を昼間から飲んでいた酒豪のクラスメートの謎がようやく解けた) カテゴリ:アルコール認知症 大学時代に酒豪のクラスメートがいたが、彼はよく酢を飲んでいた。彼の机には酢の瓶がいつも置いてあり、コップについではガブガブと飲んでいた。彼が言うには、酢がすごくうまいのだという。しかも酢を飲むと集中力が高まり勉強がはかどるのだという(そんなことあるかいな)。 しかし、この謎が30年以上も経ってようやく解けたのであった。アルコールを飲み続けると、脳の神経細胞はアルコールの代謝産物である酢酸ばかりをエネルギー源として利用するように変化してしまうという論文が出たのである。彼は、ブトウ糖よりも酢酸を好んで消費するようになった脳の命令に従って、昼間から脳のエネルギー源として酢を好んで飲んでいたのだ。今、ようやくクラスメートの謎が解けたのであった。 ヘビードリンカーの脳は酢
小泉みつお公式ブログ . プロフィール プロフィール|ピグの部屋 なう|グルっぽ ニックネーム:小泉光男 性別:岩手県北に新しい風を吹き込む熱血男 誕生日:1957年6月10日 0時頃 お住まいの地域:岩手県 ブログジャンル:団塊世代/政治・経済 読者になる メッセージを送る アメンバーになる プレゼントを贈る [記事作成・編集] 最近の記事一覧 たかが朝ドラ、されど絶大なる効果の朝ドラ “あまちゃん”。 ここが、あの “あまちゃん” 撮影現場です。 頑張っている施設もある。県立図書館にて。 俺は刑務所に来たんじゃないぞ。中央病院の責任者! ”一番乗り”は良いけれど。本番はこれからだ。 またまた飲めや歌えやの流用。復興予算から。 それでも、御所野遺跡の普遍的価値は不滅です。 どや!単独首位でっせ。我が阪神タイガース。 “一緒に家賃を集めませんか” 私の場合! 今日から6月。私の6月。田んぼ
帝王切開が決まった後、助産師さんに「帝王切開は生活の乱れが原因だから自業自得。胎教も出来てないから自然に産まれない」と言われて、直前まで仕事をしていた私はお腹の子に申し訳なくなって号泣してしまいました。
T細胞とブレーキたんぱく質 【野中良祐】生命を感染などから守る免疫細胞の暴走を防ぐ「ブレーキたんぱく質」を、大阪大などの研究チームがマウスで発見した。免疫細胞が暴走すると、関節リウマチやシェーグレン症候群などの自己免疫疾患を起こす。一方で、がんと闘う働きもあり、ブレーキのきき具合を調整できれば幅広い病気の治療や予防につながると期待される。 白血球の一種「T細胞」は、複雑な免疫機能の司令塔役を務めている。大阪大の審良(あきら)静男教授(免疫学)らは、T細胞の中にあるRegnase1というたんぱく質を作れないマウスを使い、働きを調べた。すると、T細胞のほぼすべてが活性化している異常な免疫状態になっていた。 詳しく調べると、T細胞は普段、ブレーキ役のRegnase1によって抑制されているが、いざ細菌など異物が体内に入ると、その刺激でこの物質が減り、T細胞のブレーキがはずれて活性化することが
座敷牢の調査報告書。 一言でいえばこんなところだろうか。ただし、100年前の話。 著者の呉秀三は、「日本精神医学の父」と呼ばれる、明治から昭和のはじめにかけて活躍した医学者だ。精神病患者の看護法を刷新したことで知られる。つまり、本書は看護や治療のやり方を一新すべく、当時の精神病患者がおかれた状況を実地調査したレポートなのである。 明治43(1910)年から、東京帝国大学医科大学精神病学教室主任だった呉は、夏休みのたびに教室の助手などを全国に派遣し始める。共著者の樫田五郎を含む15人は、1府14県に散らばり、写真や絵とともに患者の置かれた状況を記述していく。交通の発達していない時代に、徒歩や人力車、馬車で、山奥まで出かけたそうだ。 当時の患者数は14万から15万。一方、当時の精神病院の病床数は私立も含めて約5000。患者に対して、治療施設が圧倒的に足りていないとなると、患者は自分の家にいるし
アトピー性皮膚炎の症状を慢性化させる原因物質とメカニズムを解明したと、佐賀大学などの研究グループが発表しました。 新たな治療薬の開発につながると期待されています。 これは佐賀大学医学部の出原賢治教授などの研究グループが発表しました。 アトピー性皮膚炎は、かゆみを伴ったアレルギー性の皮膚疾患で、アレルギーの基になるダニや花粉などに接触しないようにしても、炎症が慢性的に続くことが知られています。 研究グループは、アレルギー物質による刺激とは別に、体内で炎症が継続するメカニズムがあると考えて研究を進めていました。 その結果、アレルギー物質が体内に入ったときに作られる「ペリオスチン」というタンパク質が別のタンパク質と結合した際に炎症を引き起こす物質ができるため、炎症が慢性的に続くことが分かりました。 マウスを使った実験で2つのタンパク質の結合を阻害する抗体を投与したところ、アトピー性皮膚炎が起きな
渡部信子(トコちゃんベルト考案者) @tocochiro 読んで下さり嬉しいです。間違いなく私があのコメントを書きました。@shouda_k コメント欄の実名(?)は本物かしら??…QT「自然出産」を礼賛するメディアの背景 : 宋美玄ブログ : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞) http://t.co/bHLwt0RX 宋美玄🐰子宮体がん検診は実は不要です @mihyonsong トコちゃんベルトね。頚管長が伸びるとか非科学的なことも。ベルト自体は良いだけに残念@m_nicioka: 骨盤がゆるんでいると骨盤内に内臓が下垂し 血管も圧迫され 骨盤内がうっ血、それが原因でPIH、切迫早産、分娩時の大量出血が起こることもhttp://t.co/X6Y6xBiT
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