仮名遣(かなづかい、かなづかひ)とは、ひらがなやカタカナなどの文字を使って、どうやって日本語を書き表すのかを定めた規格。 注意: この記事は広辞苑前文方式で書いてあります。 代表的な仮名遣[編集] 仮名遣 1.0 (万葉仮名) 日本で最初に使用されたもの。厳密には仮名遣ではないが、便宜上1.0と呼ばれる。 初め日本には文字が無かったので、読みの同じ漢字を適当に当てた。即ちひらがなやカタカナの前身であり、「よろしく」を「夜露死苦」などと書くアレである。 現代でも、一部の暴走族などが粋がって使用する。 仮名遣 2.0 (定家仮名遣) 現代的な仮名遣の始まり。 新たに「ひらがな」「カタカナ」「訓読み」の概念が組み込まれ、漢字を本来の意味でのみ使用することが可能になった。これにより文章にメリハリがつき、また読み書きのし易さも向上した。 永らく使用された仮名遣だったが、現代では廃れた(obsolet
先の戦争に敗れた直後の日本に於いて、一部の左翼から「漢字なんて難しい字体を使ってるから戦争に負けたんだ」との声が出た。当時はGHQが日本語のローマ字化を推進中で、志賀直哉の様な文壇の大物が日本語廃止・フランス語公用語化といった更に極端な意見を表明した。金田一春彦ら一部の学者も「戦争で印刷工が戦死し『文選一里』と言われるほどの漢字活版作成作業が維持できない」との論を張ったことから[2][3]、政府が漢字を廃止するために作った規格が当用漢字である。 ここで、当用漢字とは「漢字自体を廃止するまで、当分の間だけ使用が許された漢字」の略である。つまり、短命に終る筈の規格だったので、漢字数の少なさや、字画の行き当たりばったりな略し方など、中身が矛盾だらけのやっつけ仕事であったのにも関らず、そのまますぐに施行された。 しかし、日本語と漢字かな混じり文は切っても切り離せないものであったため、規格の目的に反
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