中野氏「カナダのジャーナリスト・ナオミ=クラインが書いた『ショック・ドクトリン』という本がある。 ショック・ドクトリンとは、自然災害や恐怖政治、戦争とかの人に恐怖やショックを与えるような事が起きた後に、「私が解決します」と扇動家が出てきて「これをやれば解決します」といって過激なプランを出すとみんながそれに飛びつくというものだ。 ショックドクトリンによって、通常、導入するのをためらわれる市場原理主義に則った政策などが採用されている。 阪神大震災、オウムなどがあって、そのあと橋本龍太郎が6大改革という過激な事をやりデフレに陥れ金融危機を起こし、ますます閉塞感が出てきて小泉改革というショックドクトリンにみんなが飛びついた。 リーマンショック後、尖閣問題などの後に「平成の開国」なども同じ。 彼らは皆、一様に突破口だとか起爆剤と言い、ショックドクトリンにみんなが飛びついた。 災害時に「ビ