「会社なんて、入ってみないと分からないよ」 こう言われることがある。確かに正論だ。しかし、会社は入る人にとっては、人生の多くを過ごすことになる大切な場所だ。だからこそ、入社後に、「こんなはずじゃなかった!」と後悔することだけは避けたい。 求人情報には“美辞麗句”が並ぶ。しかし、今や多くの学生が、それらが企業側のプロパガンダ(宣伝)であることに気づき始めている。 その裏にあるのは、「果たして応募先は、労働環境が劣悪で違法行為も辞さない“ブラック企業”なのかどうか、できることなら入社前の段階で見抜きたい」という気持ちだ。 結論から言うと、企業と接触する前に、その会社がブラック企業なのかを高確率で見分ける方法は存在する。 そこで、“ブラック企業”の見抜き方について、これから6回に渡って、段階別に紹介していこう。 もちろん、紹介する内容に当てはまる会社が、すべてブラック企業というわけではない。あく