ルーターのDNS(Domain Name System)設定を書き換え、ルーターに接続した端末を不正サイトへと誘導し、不正アプリをダウンロードさせる攻撃が相次ぐ中、トレンドマイクロは3月30日、新たなアプリのダウンロードサイトが登場したと発表した。Google Chromeのアップデートを偽装した内容という。同社は「攻撃者はまだ攻撃を終了させる気はなく、変化とともに継続させていく意図があるようだ」と注意を促している。 このトラブルは、攻撃者が何らかの方法でルーターのDNS設定を書き換え、ルーターに接続したスマートフォンなどが正しいWebサイトにアクセスできなくなるもの。代わりに不正サイトにつながり、表示されるメッセージを承諾すると不正アプリが強制ダウンロードされる。3月中旬からNTT東日本の法人向けルーターなどで被害が相次いでいるが、攻撃の全貌は分かっていない。 トレンドマイクロによれば、
![ルーター設定書き換える攻撃、新しい不正サイトが登場](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4508ae9d50da3978f9b188436aeb01cc3f6abdca/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnews%2Farticles%2F1804%2F02%2Fcover_news075.jpg)