徳島から匿名手紙と現金=遺体捜査「心揺さぶられた」−宮城県警 徳島から匿名手紙と現金=遺体捜査「心揺さぶられた」−宮城県警 東日本大震災の身元不明の遺体捜査などを行う宮城県警の捜査班宛てに、感動を伝える内容の手紙と現金3万円が届いていたことが10日、分かった。差出人は「南十字星」とあり、消印は徳島県内だった。県警は遺骨安置所への献花代に充てることにした。 県警によると、手紙には「捜査班の活動を紹介するテレビ番組を見て心が揺さぶられた」などと書かれていた。 捜査班の金野芳弘検視官(58)は「全国の人から応援してもらい張り合いが出る。最後の1体まで家族の元に返したい」と話した。県内の身元不明遺体は同日現在で68体という。(2012/12/10-19:56)