参院本会議で答弁中、厚生労働省などが推奨する方法で咳をおさえる安倍晋三首相=国会内で2020年3月6日午前11時13分、川田雅浩撮影 安倍晋三首相が6日、参院本会議での答弁中にせき込み、議場内がどよめく場面があった。新型コロナウイルス対策などで疲れがたまっている模様だが、厚生労働省が推奨する「せきエチケット」はしっかり守った。 この日の首相は鼻声。答弁中にせきをし、左腕で口を覆った。両手で覆うよりしぶきが飛び散りにくい、厚労省推…
3日にあった佐賀県議会2月定例会の一般質問で、登壇した議員が同県出身のお笑い芸人、江頭2:50さんを取り上げ「県のアンバサダー(大使)にしてはどうか」と提案した。 中村圭一議員(自民)は、江頭さんが2011年3月の東日本大震災の際、被災地に支援物資を届けたなどと紹介。ユーチューバーとしてチャンネル登録数100万人を突破したことについて「体を張った芸が面白いだけでなく、彼の人柄をみんなが理解…
NHKから国民を守る党は10日、東京都内で臨時総会を開き、ジャーナリストの上杉隆氏を党幹事長に充てる人事を決めた。立花孝志党首は総会後、上杉氏について「国会議員の秘書経験があり、政策に精通している」と述べた。 立花氏は総会で次期衆院選で、比例の全11ブロックに候補者を擁立する方針も表明。自身は「候…
自民党の谷川弥一衆院議員(77)=長崎3区=が18日、長崎県諫早市で建設中の九州新幹線長崎ルートを視察した際のあいさつで「難しい問題は佐賀の説得。佐賀の知事には『台湾のような付き合いをしてほしい。韓国か北朝鮮を相手にしているような気分だ』と言った」と発言した。谷川氏は「不適切だった」として撤回したが、佐賀県の反発は必至で、新幹線の財源負担をめぐる両県の対立がさらに激化しそうだ。 九州新幹線長崎ルートの新鳥栖―武雄温泉の整備方式を検討する与党は、JR九州や長崎県が要望するフル規格を前提に議論しており、2020年度に環境影響評価(アセスメント)に着手し、23年度末ごろの着工を目指している。国の試算では、フル規格の建設費は約6200億円で、佐賀県の実質負担は約660億円と見込まれている。
日本高血圧学会が高血圧治療のガイドライン(指針)を改定し、成人の降圧目標を引き下げた。総死亡を3割近く抑えた米国の臨床試験の結果などを重視したためだが、試験のあり方への疑問や降圧剤の使用拡大を懸念する声もある。【野田武、矢澤秀範、河内敏康】 「いろいろな研究を分析し、厳格に降圧した方がメリットが大きいという評価になった」。19日に記者会見した、学会ガイドライン作成委員会の平和(ひらわ)伸仁事務局長は、降圧目標引き下げの理由をこう述べた。 学会がいう研究の代表例が、米国立衛生研究所(NIH)が高血圧患者約9400人を対象にした臨床試験だ。英語で「Systolic Blood Pressure Intervention Trial(収縮期血圧介入試験)」と表記し、通称「SPRINT(スプリント)」と呼ばれる。
政府・与党は、一定以上の収入のある高齢者の厚生年金支給額を減らす「在職老齢年金制度」廃止の検討に入った。政府は、意欲のある高齢者が働き続けられるよう制度改正する方針を打ち出しているが、在職老齢年金には支給されるはずの厚生年金が減額され、高齢者の就労意欲をそいでいるとの指摘がある。高齢者の就労を後押しするには制度廃止が必要と判断した。来年の通常国会に厚生年金保険法などの改正案の提出を目指す。 在職老齢年金制度の対象は、60歳以上で就労し一定以上の賃金を得ている厚生年金受給者。60~64歳は賃金(ボーナス含む)と年金の合計額が月28万円、65歳以上は月47万円を超えると年金支給額が減らされる。賃金が増えるほど減額幅は大きくなる。
風疹の流行が収まらない。国立感染症研究所によると、3月24日までに報告された今年の累計患者数は1000人を超えた。約1万4000人の患者が出た2013年に次ぐペースだ。国は19~21年度にかけて、これまで公的な風疹ワクチン予防接種を受ける機会がなかったため、流行の中心になっている40~57歳男性の接種費用を無料(定期接種)にする事業を始めた。市区町村から届くクーポン券を使って抗体検査を受け、抗体が足りない人はワクチン接種を受けられる。働き盛りの世代が対象のため、「勤務先近くで検査や接種を受けたい」「職場の健康診断で抗体検査を受けたい」といった声にも応える仕組みだ。 クーポンの対象者は? 対象は1962年4月2日~79年4月1日生まれ(57~40歳)の男性。国は「事業を円滑に進めるため」として、1年目の19年度はまず、72年4月2日~79年4月1日生まれ(47~40歳)の男性にクーポンを送る
深川製磁の深川一太社長(70)は8日、佐賀県有田町の本店で年頭の記者会見を開いた。今年は天皇陛下の退位と皇太子さまの新天皇即位が予定されているが、一連の儀式で使われる食器類を同社が納めている事実を初めて公表した。これまで報道機関の照会に「あえてウソをつき、隠してきた」という。【渡部正隆】 その理由を深川社長は「皇室のご依頼で納品するのは大変な名誉。だが、商売に利用すべきではないと考え、公表を控えてきた」と弁明した。方針転換のきっかけは昨年10月の高円宮家三女絢子さまの結婚披露晩さん会。引き出物として同社製のボンボニエール(金平糖入れ)が配られた。だが、インターネットでは別の窯元製との誤報が拡散した。 社長は「利益を度外視し『いい物を作りたい』との職人かたぎで製造している。それが後世に有田焼を残す唯一の道と信じているから。宮内庁からの受注は技術の伝承に大いに役立っており、その結果『100年前
「無料(フリー)」のキーワードでインターネット検索したイラストをダウンロードして広報誌などに使用したところ、後から著作権使用料を請求されるケースが全国の自治体などで相次いでいる。無料をうたうサイトから自由にダウンロードできても、使用範囲は個人的なものに限られるといい、専門家は「チラシなどに掲載すると使用料を請求される場合がある。利用の際は必ず確認して」と呼び掛けている。【垂水友里香】 静岡県裾野市は今年4月、京都市のイラスト管理会社から無断使用を指摘され、著作権使用料14万5800円を支払った。対象となったのは、市が昨年3月に1万9000部作製したチラシ「機関紙ごみステーション」に掲載した家族のイメージ図。担当職員が「フリー 団体 イラスト」のキーワードでネット検索し、その結果一覧から1点を選んで使用した。
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