公務員や主婦などが参加できるようになったイデコ。厚生労働省は広告費に約5億円の予算を計上するなど、認知度向上に余念が無い。 2017年1月から、自ら将来に向けた年金を積み立てる「じぶん年金」の制度が拡大。公務員や主婦など新たに2600万人が個人型確定拠出年金(愛称イデコ)の対象となり、現役世代のほぼ全員が利用できる制度となった。イデコは公的年金を補う制度として期待され、税制面での様々なメリットが特徴と言われる。本当にお得な制度なのか。少し整理してみたい。 イデコの正式名称である個人型確定拠出年金。個人型とは、企業が管理する年金制度では無く、個人が自ら申し込む制度ということ。口座を作る金融機関などを自ら選ぶ事になる。 確定拠出とは、毎月拠出する掛け金(入り口)が決まっているということ。公務員や主婦、自営業者などで、それぞれ決められた上限額まで拠出する事ができる。半面、将来貰える給付額(出口)
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