航空自衛隊は25日、自宅で有料の悩み事相談を受けていたとして、電子機器の整備員の教育などをする第2術科学校(静岡県浜松市)の50代の男性空曹長を、停職40日の懲戒処分とし、発表した。隊員の企業経営などを禁じた自衛隊法に違反するとしている。本人の口座に、約40人から計2千万円の報酬を得た記録が残っていたという。 空自浜松基地によると、空曹長は1999年に悩み事相談を開始。2006年にはホームページを開設し、人間関係や健康の相談に乗っていた。「借金返済に困っていた」のが始めた理由で、相談料は3千円だったと説明。現金で受け取ることもあったという。 12年10月に匿名の投書が上司に届いて発覚。やめるよう指導されたが、その後も続けていた。約100人から相談され、「悩める人の役に立ちたかった」とも話しているという。昨年8月、空自の浜松地方警務隊が同法違反容疑で書類送検したが、静岡地検浜松支部は昨年12
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