アンゲラ・メルケル独首相(左)と与党キリスト教社会同盟(CSU)のホルスト・ゼーホーファー党首(2017年9月22日撮影、資料写真)。(c)AFP/Christof STACHE 【10月9日 AFP】ドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相は8日、新政権樹立に向けた連立交渉を前に保守系与党のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)の結束を図るため、難民の受け入れ数を年20万人に制限することに同意した。 CDU・CSUは、先月24日に行われた連邦議会(下院)選挙で勝利したものの議席を減らし、連立交渉は難航するとみられている。 メルケル氏が党首を務めるCDUは8日、南部バイエルン(Bavaria)州のホルスト・ゼーホーファー(Horst Seehofer)州首相率いるCSUと協議。ゼーホーファー氏は、今回の選挙で極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」の躍進を許したの