哲学の域に及ぶほどの話ではない。 なぜスターが嬉しいと思うのか。 それはその人が、スターを貰いたいと思ってスターを貰えるような文章を書く意識を持ちながらはてなを利用しているからではないのか? だが、スターを貰うことを主目的としてはてなを利用していない人もいる。そういう人にとってスターは興味がないか、不気味な存在でありえる。 そもそも、素性の知れぬネットの他人からの評価を喜ぶということは、自己認識がネットの他人と同列かそれ以下の人間であるということだ。 スターを喜んで集めようとしている人は、暗黙にその「俺たちがネットユーザーだ」の如き認識を共有しているつもりになっているが、自分に一つでもネットの大衆の認識と相容れないスペシャリティを持ったことがある人であれば、そのような認識を共有する前提でもってスターを無条件に肯定的に捉える発想がいかにナンセンスなものであるか感じるところがある人も少なからず