6月は上場企業の株主総会がピークを迎えますが、私鉄大手「京成電鉄」に対して、東京ディズニーリゾートの運営会社の株式の一部を売却するよう提案しているイギリスの投資ファンドの代表が、NHKのインタビューに応じ、日本には将来性のある会社が多いとして、さらなる投資や提案に前向きな考えを示しました。 イギリスの投資ファンド「パリサー・キャピタル」は、投資先の「京成電鉄」への株主提案で、東京ディズニーリゾートの運営会社「オリエンタルランド」の株式の一部を売却して、保有割合を今の21%から15%未満まで引き下げ、売却で得た資金を運賃の値下げや駅の安全対策などに充てるよう求めています。 ファンドの最高投資責任者、ジェームズ・スミス氏がNHKのインタビューに応じ「オリエンタルランドの株式が、京成電鉄の企業価値に比べ大きすぎる。会計上のゆがみとなり株主価値を毀損している」と述べ、本業の鉄道事業に注力し、企業価