2006年01月12日 08:30 昨年末から開催されていた【楽天(4755)】におけるポイント取得キャンペーンに伴うトラブル問題(詳細は【楽天(4755)、キャンペーンで付与した買い物可能なポイントを一旦取り消す】を参照)だが、1月11日以降ようやく一部新聞でも報じられ、世間一般にも今件が伝えられるようになった。一方で今件についていまだにIR部門からは正式なリリースが流されていないなど、楽天自身においては今件をいまだに「楽天」的に見ているフシがある。 新聞媒体では、諸般の事情で該当紙の画像を掲載することができないが、11日では朝日新聞の夕刊(「楽天ポイント"失点"」)、日刊ゲンダイ(「楽天市場 そんなのアリか!? ポイントで買い物したら現金請求される」「ポイントで買っても現金請求 楽天大チョンボ」)での掲載が確認されている。大手情報配信会社の共同通信で報じられたこともあり、今後大衆週刊誌
昭和30~40年代初期の工場の様子。餅つき自体は機械で行っていたが、その他の工程はほとんど工員の手作業で行われていた。 いつからだろう。臼と杵で餅をつくという光景を見掛けなくなったのは。今やお正月でも、とんと目にする機会がなくなってしまった。昔はご近所さんのどこかで、必ず餅をついている家があったはずなのに。 ひと昔前まで、私たちはこう思っていたはずだ。「餅は正月にしか食べられないもの」と。 餅つきの光景を見かけなくなった代わりに、私たちは季節を問わずいつでも食べられる餅を手に入れた。一切れずつきれいに包装された、加工食品としての餅を。 その代表的存在が、「サトウの切り餅」。新潟に本社を構えるサトウ食品が世に送り出したこの餅は、包装餅の歴史を塗り替えるエポックメイキングな製品だった。 サトウ食品のルーツにあたる佐藤勘作商店が、初めて正月用のし餅の製造を始めたのは1958(昭和33)年。のし餅
塩沢家伝来の古文書。養命酒は作るのに2300日余りもかかる事、製法が秘伝中の秘伝である事などが記されている。 お酒に生薬を浸しておくと、アルコールに生薬の薬効成分が浸出して“薬酒”となる。「百薬の長」とされるお酒に生薬の成分が加わったこの不思議な飲み物は、古くから世界中の人々に愛飲されてきた。中国では紀元前91年頃に書かれた『史記』にその記述が見られ、ヨーロッパでも1世紀に記された書物『薬物誌』に、57種類の薬酒が記載されている。 日本では、奈良の東大寺正倉院に伝わる文書(739(天平11)年頃に書かれたとされる)に、薬酒の存在を確かめることができる。宮中で用いられるようになったのは811(弘仁2)年から。以降、長い年月を経て徐々に庶民の間に広まっていったらしい。 1000種類以上といわれる中国に比べると、日本で販売されている薬酒の数は決して多くない。というより、ある一銘柄の独壇場といっ
「食欲がないときやお酒を飲んだ後、あるいは夜ちょっとお腹が空いたとき、あなたなら何を食べますか?」 この質問に、多くの人は「お茶漬け!」と答えるのではないだろうか。 日本人にとって極めて馴染み深い食事であるお茶漬けのルーツは、平安時代にまで遡る。この時代の貴族は冷たいご飯にお湯をかけて食べていたようで、これは「湯漬け」と呼ばれていた。時を経るとともに湯漬けは一般化し、茶道の発達に伴って、次第にお茶漬けに変わっていった。 さて、現代に生きる私たちにとってお茶漬けといえば、まず思い浮かべるのが永谷園の「お茶づけ海苔」だろう。ご飯の上にパラパラと振りかけ、お湯を注げばハイ出来上がり。サラサラと短時間で食べられるうえ、小腹はしっかり満たされる。日本人にとってはカップラーメンと並ぶくらいポピュラーな即席食品だ。 そのお茶づけ海苔を生んだ永谷園のルーツを辿ると、江戸時代中期に京都の宇治で製茶屋を営んで
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