辺銀食堂で「石垣島ラー油」を手にとる辺銀さん夫妻=沖縄県石垣市辺銀食堂のキッチンでラー油の仕込みをする暁峰さん=沖縄県石垣市9月の平日の午前7時半すぎ、辺銀食堂前に100人以上の行列ができていた=沖縄県石垣市 沖縄・石垣島の香辛料を使った「石垣島ラー油」が驚異的なヒットをみせている。ブームとなっている「食べるラー油」の先駆けで、今や予約は1年待ち。店には連日、行列ができる。ヒット商品を生み出した「ペンギン夫妻」の軽やかな生き方は映画になることも決まり、製作の準備が進んでいる。 ラー油の製造販売元「ペンギン食堂」は、石垣市中心部のゆいロード沿いにある。「石ラー」と呼ばれる100グラム入り瓶1本800円のラー油を買おうと、毎朝8時前には店の前に長い行列ができる。ピークは7、8月だったというが、9月中旬の平日でも200人ほどが並んでいた。 取り寄せだと1年待ち。インターネットのオークション