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2010年1月23日のブックマーク (5件)

  • 植民地支配の「ヤヌスの顔」 - 過ぎ去ろうとしない過去

    ■搾取を語るなら論文を読め http://anond.hatelabo.jp/20100119124726 ■植民地主義者の欲望 http://d.hatena.ne.jp/usoki/20100122/1264167020 ■搾取を語るなら論文を読め http://anond.hatelabo.jp/20100123120122 この問題って、不用意な発表をした学部生を、人に説教したくてたまらないタチの悪い院生連中がウホホホーイ!とばかりにフルボッコにする構図にも見えて大変心が痛むのですが、id:usokiさんの領を見た気がしたので、それに触発されて少し書いてみました。 ぼくも語学というのは大変苦手なので、もしかしたら自分の恥を晒すかもしれないのですが、やはり Professor Eto remarks that Japan's vices were no different than

    植民地支配の「ヤヌスの顔」 - 過ぎ去ろうとしない過去
  • WWIIで亡くなったひとの多くは「戦場で倒れた兵士たち」ではない - Apeman’s diary

    前世紀における二つの世界大戦を比較したとき大きく異なるのは、後者において非戦闘員の犠牲者が戦闘員のそれを上回っている、ということであることはよく知られているだろう。負けた側であるドイツや日では戦闘員の死者の方が上回っているけれども、沖縄戦の犠牲者に占める非戦闘員の比率を考えれば、「土決戦」が実現した場合日でも非戦闘員の犠牲者の比率がさらに上がったであろうことは想像に難くない。すなわち、第二次世界大戦(ないしアジア・太平洋戦争)はもはや「戦場で倒れる兵士たち」という表象を中心にして考えるのがふさわしくない戦争なのである。「戦場で倒れる兵士たち」という表象を焦点化することは、ホモ・ソーシャルな連帯感を喚起する役には立っても、あの戦争を理解するうえでは障害となろう。

    WWIIで亡くなったひとの多くは「戦場で倒れた兵士たち」ではない - Apeman’s diary
  • 『海角七号』を観たゼ! - 梶ピエールのブログ

    先日、台湾で空前のヒットを記録した映画『海角七号』を梅田の映画館で観た。 ストーリーや背景に関しては、トゥルバドゥールさんのブログ記事を参照。 この映画を表すのにぴったりくるキーワードは、「イケてない」これだろう。まず、エドワード・ヤン仕込みだというヤン・ダーシャン監督の演出は、エドワード監督のスタイリッシュな映像とは似ても似つかない、スキだらけでイケてないものだ。また、台湾で書いていたブログの記事がもとでスカウトされたという日人女優の演技もお世辞にもうまいとは言えず、イケてない。たかだか中孝介の前座を務めるために大騒ぎする、主人公率いるバンドの演奏もイケてない。町おこしのために美しい海岸でコンサートを企画する、映画の舞台である恒春の街の「中途半端な辺境さ」もイケてない。地元名産の酒も、ビンローも、少数民族の音楽も、人間国宝級の月琴も、すべてが台湾というローカル性を離れることができないと

    『海角七号』を観たゼ! - 梶ピエールのブログ
    annoncita
    annoncita 2010/01/23
    おお、面白い観点だ。
  • 植民地主義者の欲望 - セイキキ

    搾取を語るなら論文を読めそういうわけで、Atul KOHLIの"Japanese Colonialism and Korean Development:A Reply"を読んでみた。どうやって読んだかというと、google scholarで「Japanese Colonialism and Korean Development:A Reply」で検索してみると、全4バージョンのうち、2番目に同論文のHTMLバージョンが見られるので、それを利用したのだ(そのままだと読みにくいのでワードで編集した)。で、一通り読んでみたのだが、これを読んで日韓国統治が善政だったかどうかはともかく、「その植民地政策が、他の帝国主義国家の政策とは明らかに異なる、有益なものであった」ことについては、学者の間である程度のコンセンサスがあるという考えにはとても同意できないな、と思った。植民地における「収奪と開発」な

  • 教会といえば - From the back garden

    annoncitaさんの日記id:annoncita:20100111とid:annoncita:20100120で、台南にある「台湾式」?のカトリック教会が紹介されていて興味深かったのですが、こっちは「原住民式」!ということで、タロコ渓谷を観光に行く機会のある方はついでにお立ち寄りくださるとよろしいかと。タロコ最寄りのセブンイレブン真向かいです。 姬望紀念教會 姬望‧依娃爾 (Chiwang Iwal,1872−1946 ) 植民地時代日人との間で和平交渉に当たった「和平の使者」にして、台湾原住民としてかなり早い時期にキリスト教徒になり伝道に一生を捧げたタロコ族の女性で、「山地教会の母」とも慕われるチワンさんを記念して建てられた長老派の教会。 写真は教会の敷地内の一角。 昔禁じられていたキリスト教ですので、集まって礼拝する時はこういうところで夜賛美歌歌ったりしていたんだとか。 今でもタ

    教会といえば - From the back garden
    annoncita
    annoncita 2010/01/23
    おおおお。やっぱりありますね。原住民式(?)/てか、タロコには2回も行ってるのに……orz