子どもの心の診療の中から思うこと、感じることを 綴っています。 (なお、投稿記事の内容はプライバシーに配慮しています) ゴールデンウイークも終わり、仕事再開! 連休が続くと診察も時間がかかってしまって、私がリハビリしないとですね・・・。 私の外来にやってくるこどもたちの中には、ADHD(注意欠如・多動性障害)の診断基準を満たす子たちが数多くいる。その特徴は①多動性②衝動性③不注意性で表され、その特性により家庭・学校などで「問題児」として扱われてしまうことが多い。 そんなADHD児のこころの真相に迫ろうと思い、私の思いを綴ってみた。 ADHDの子どもたちの話に耳を傾ける。 「周りがだらけてるとぶっとばしたくなるんすよ!ちゃんとやれよ!って」 「でもそれでイライラしちゃう自分が悔しいっす」 彼らは、何事にも絶対に妥協を許さないと強く願っているのに、それを遂行できないジレンマに慢性的に苦悩してい
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スミルノフ先生のブログでこういう記事が紹介されていたので読み、今でもこうした「社会が障害を規定する」というような考え方が生きているんだなぁと感心する。スミルノフ先生の論調は、それに対する「はてブ」コメントに、フーコーやら中井久夫についての言及がやたらに多い事への感想に移るのだが、全くその思いには同意するしかない。 ホント、疾患の社会性なんてテーマで中井やフーコーを出してくるってどんな連中なんだよ。お前らみんな人文社会系の研究者か、と言いたくなる。私も短い間医学部学生を教えていたことがあるが、そこそこの偏差値が要求される筈の医学生に、社会歴史関係の結構有名な学者の名前やその学説を紹介しても、当惑以外の反応が返ってきたことはない。 しょうがないので、症例として漱石なんかを出すがそれもダメ。大衆文学なら良かろうかと、大量殺人の関連で、横溝正史の「八つ墓村」を例に出してもきょとんとしている。連中に
久々(いつも?)にトンデモな内容の文章を書きたくなった。同意は求めない。 ADHDやASDは狩猟採集時代には発達障害という認識はされなかったのか。 現在の社会構造に於いては、一つの処にとどまり、コツコツ作業することが苦手である。また、コミュニケーションが苦手であればそう認識されることもあるかもしれない。 定義の変化とか、そういう話題をしたいんじゃなくて、障害と認識されなかったかもしれない(?)昔に生まれていれば他の人よりも苦労しなかったのだろうか?ということ。 面倒くさいのであまり考えないで書くと。昔の方が苦労した・・・というか命を落とす可能性が高かったと思う。 ステロタイプのASD像を考えれば、集団で狩りを行う場合、場に於ける暗黙の了解を解せず、適切な行動を選択できず危険な目に遭う可能性が高いのではないだろうか。 ADHDであれば、現代よりも危険と隣り合わせの状態で、注意欠陥は本当に致命
相変わらず、妙な日本語の使い方で、すみません。 ADHDの専門医にしか処方できない治療薬Cがあります。 しかし、ADHDの診断治療を専門的に出来る医師は、ADHDが子ども時代で卒業できる状態でないことを熟知しています。 逆に、それを知らない人は専門医ではないと皮肉を厚労省に訴えたいです。 専門医しか処方できない薬物も現在は、成人の使用に向けて研究が重ねられているのだろうと思います。 また、専門医登録をしないでも処方できる薬剤が昨年発売されました。日本でも。 けれど、まだ一度も処方をしていません。 そもそも、ADHDで薬物療法をする児童の割合が少ないので。 その新薬Sについて、成人への使用を認めて欲しい・・・・と回答すべきアンケート調査が来ました。 18歳を過ぎたから、昨日まで使っていた薬を日付変更線でばっさりと切ることは出来ないでしょうが。 適応が認められてないので、仕方なく切ってしまうか
「パパ、ママたちへの警鐘 早期教育で病んだ子どもたちが増えている」 『週刊朝日』2009年09月18日号 (記者:中釜由起子) http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20090909-02/1.htm 『週刊朝日』に元北海道大学教授の澤口俊之氏の発言として以下のようなことが載っていた。 元北海道大学教授で、現在、人間性脳科学研究所所長の澤口俊之氏は言う。 「いちばん重要なのは、脳の発達パターンに合わせるということです。われわれの研究所で、0歳児から追跡調査を続けたところ、早期教育を受けた子は、1歳児でもキレやすく、6歳くらいになると、多動性傾向が非常に強く、注意力散漫であることがわかりました。 今、幼児教室や幼稚園などでなされているIQテストや教育などは、科学的根拠がないものが多い。子どもの脳は未分化で、乳幼児のころに教えたことが脳の
科学的・臨床的に効果が証明された、ワーキングメモリと注意力・集中力の改善を目的としたプログラムです。 認知脳神経科学、心理学の専門家の親身なサポートとプログラム設計によって、持続的な効果をもたらします。 コグメドはスウェーデン王立カロリンスカ大学のトーケル・クリングバーグ教授らにより研究・開発され、6大陸31カ国で20万人以上(国内1万人近く)のワーキングメモリと注意力を改善してきました。 iPad, タブレット、PC, Mac, Chromebookなどで行う30回のセッション、1セッションは約35分です。 トレーニングプログラムは、毎週5回のセッションのペースで6週間の長さ(週3回以上が必要)です。 各セッションは、ワーキングメモリの様々な側面をターゲットとした複数のタスクの組合わせで構成されます。 集中的かつ体系的でリアルタイムの負荷アルゴリズムにより、ワーキングメモリを改善・強化す
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