磁性流体が動くところを見るのは本当に面白い。磁石を使って液体をコントロールするなんて、最高に楽しい。強磁性流体は、強磁性粒子と液体を含むコロイド懸濁液だ(液体にはおもに油が使われる。鉄と水を混ぜるとどうなるかおわかりだろう)。 磁性流体の作り方には大きく二通りある。お金のかかる方法(100ドルほどのトナーカートリッジと植物油を使う)と、ちょっと手間がかかるが安い方法だ。こちらは約10ドルでできる。用意するものは、カセットテープ10本ほど、アセトン、薬品に強い容器(これが重要)、ラップ、植物油、磁石だ。磁石は普通の磁石がよい。ネオジム磁石では、テープから酸化鉄を剥がすことがうまきないからだ。アセトンの蒸気を吸い込んでしまうことを気にするなら、屋外で行おう。カセットテープを分解して、テープを耐薬品容器に入れる。アセトンを流し込む。ラップで蓋をして1時間放置する。1時間後に戻って見てみると、容器
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