イエメン沖の紅海で拿捕(だほ)された日本郵船運航の自動車輸送船「ギャラクシー・リーダー」を、船を乗っ取ったイエメンの反政府武装勢力フーシが観光用に使っている様子を紹介する動画を、ロイターが配信した。フーシは11月、輸送船を拿捕したことを発表している。ロイターによると、動画は、今月5日にイエメンのAL-SALIF沖で撮影された。輸送船は海水浴場の沖に停泊しており、観光客は小さい漁船で運ばれていく。人々は船側のはしごや船内の階段を通じて甲板に出ることができ、記念撮影している人もいる。船の上部には、イエメンとパレスチナの旗が掲げられている。イスラム教シーア派の武装勢力フーシはイエメン北部を拠点とする。イスラム教シーア派のイランの支援を受けて、パレスチナ自治区ガザでの戦闘に乗じて、イスラエルへミサイルを撃ち込んでいる。フーシの広報担当者は「私たちはイスラエルの船に乗っている。船は、イスラエルに船を
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