こんばんは。 「一日三食は本当に必要なのか?」 人類の長い歴史を見てみると、現代のように有り余るほどの食に囲まれていた時代はありませんでした。もっとも長期間にわたる狩猟採取の時代は、常に飢えとの戦いでした。人類の歴史でごく僅かにすぎない農作の時代になっても、干ばつや水害に悩まされ、食は安定してませんでした。 これほどまでに、安定的に食料を確保できるようになったのは20世紀、もっといえば、ここ50~60年ほどかもしれません。人類の20万年の歴史で初めて、飽食の時代を生きている私たち。長きに渡って受け継がれた遺伝子が、すぐさまこの状況に順応することができないのは当たり前。過食により、「成人病」といわれる病気に悩まされているのは皮肉ですね。 このように人類の歴史、遺伝的要素をみても、現代人が「食べすぎ」なのは明白。 それなのに、なぜ私たちは「一日三食」を食べてしまうのか。それは、それが慣習になっ