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健康と書評に関するarajinのブックマーク (74)

  • 抗鬱剤は中度から軽度の鬱病には効かないという話: 極東ブログ

    ホメオパシー(homeopathy)という代替医療がある。健康な人間に投与すると特定の病気と類似の症状をひき起こす物質を、その病気の症状を示す人にごく少量投与することで治療になるというのだ。そんなのは偽科学だろうという非難はネットに多いし、私もホメオパシーは偽科学ではないかなと思っている(とはいえ実際にバリ島でファイアーアントにやられ腕が火膨れのようになったとき、知人の米人が処方してくれたホメオパシー薬で快癒した経験があるのだが)。先日のエントリ「[書評]代替医療のトリック(サイモン・シン、エツァート・エルンスト): 極東ブログ」(参照)の該当書も、ホメオパシーを闇雲に偽科学と断罪するのではないものの、無効であるがゆえに社会的に有害な治療だと論じていた。 欧米の文脈ではそういう議論もあるだろうと思うし、そうした議論の興隆から英国では先日、英国民保険サービス (NHS: National H

    arajin
    arajin 2010/03/06
    「デビット・D・バーンズ著「いやな気分よ、さようなら」」
  • [書評]代替医療のトリック(サイモン・シン、エツァート・エルンスト): 極東ブログ

    書「代替医療のトリック(サイモン・シン、エツァート・エルンスト)」(参照)は、日では、「フェルマーの最終定理」(参照)や「暗号解読」(参照上巻・参照下巻)で人気の高い科学ジャーナリスト、サイモン・シン氏の近著として読まれているように思う。シン氏の著作の訳はどれも青木薫氏に統一されていて読みやすいことも人気の一つだろう。 私もそうした文脈で書を読んだのだが、読後、書は科学ジャーナリストとして十分に書かれているものの、この分野はサイモン・シン氏にとっては不慣れなままではなかったかという印象が残った。おそらく、シン氏もその点は理解していて専門であるエツァート・エルンスト氏と共著したのだろう。 書には興味深い献辞がある。「チャールズ皇太子に捧ぐ」である。なぜか。チャールズ皇太子が代替医療に関心をもち、どちらかと言えばその推進の立場にあるため、その科学性と有効性に再考を促したいとシン氏が願

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    arajin 2010/02/28
    「この分野はサイモン・シン氏にとっては不慣れなままではなかったかという印象が残った。」「腰痛の痛みがあれば、非ステロイド抗炎症剤を服用しなさい。痛みがあっても、日常の活動はしなさい」
  • [書評]医薬品クライシス 78兆円市場の激震(佐藤健太郎): 極東ブログ

    書名「医薬品クライシス 78兆円市場の激震」(参照)は刺激的だ。78兆円規模の医薬品市場に激震が走るというのである。いつか。2010年、つまり、今年だ。帯に大書されているフレーズ、「2010年、もう新薬は生まれない」が象徴的だ。 帯ではまた「崇高な使命、熾烈な開発競争、飛び交う大金、去っていく研究者」として激震が語られている。だが単に危機を煽った書籍ではないことは、著者佐藤健太郎氏が二年前まで現役の熟練創薬研究者であり、この数年の動向を踏まえていることからわかる。 なぜ、激震が及ぶのか。私としては二点で理解した。一つは、創薬のハードルが年々高くなってきているということだ。効果のある新薬を生み出すのはノーベル賞受賞より難しい。しかも、医薬品に付きものの副作用に対する安全性にも厳しい目が向けられている。 二点目が、2010年に関わる。これまで製薬会社のドル箱であった医薬品の特許期限が今年を中心

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    arajin 2010/02/24
    「化学者はどのように医薬品を創造するのか。また、創薬の世界にも流行があるといった話」
  • 【2ch】ニュー速クオリティ:自転車乗りが読んだオススメの本・書籍

    これは外せない、というが一冊や二冊かならずあるはず! 別に直接関連しないでも構いません、漫画でもいいいですし。 ただ例外として自転車専門雑誌は別スレがあるのでそちらで

  • 軽度肥満の私をたった 3 ヶ月で 13.3kg 痩せさせた 5 つの方法と 3 冊の本 - にぽたん研究所

    時はさかのぼること約一年ほど前。 秋冬の美味しい味覚に舌鼓を打ち続ける日々を過ごしていたとある日、ある方の結婚パーティーにお誘い頂きました。 パーティー当日、1 年に 2、3 回程度しか着ることのないスーツに袖を通している途中、ふとスーツがだいぶキツいことに気付きました。 着られないことはない…。だけどパンパン…。ベルトを通してみると留められない…。かなり腹を引っ込めてようやくベルトが留められたものの、かなり息苦しい…。 この時、普段乗ることの少なくなった体重計に乗ってみたら 体重は 74kg、体脂肪率は 24% でした…。 身長は 169cm なので BMI は 25.9。 日肥満学会的には「肥満 1 度」、WHO 的には「前肥満」扱い。 平たく言えば小太りです。 自分自身の体型の変化に興味を示さずに過ごしていたことを後悔しつつ、「これからは毎日体重計に乗る」ということを心に誓い、とり

    軽度肥満の私をたった 3 ヶ月で 13.3kg 痩せさせた 5 つの方法と 3 冊の本 - にぽたん研究所
  • [書評]僕は人生を巻き戻す(テリー・マーフィー): 極東ブログ

    なんど手を洗ってもまた手を洗わずにはいられない。ベッドのシーツにシワやヨレがあるとそれだけで眠ることができない。家を出て五分後に鍵を当にかけたのかどうしても確認に戻る。普通の人でもそういう理不尽な行動をとることがある。それが過度になり、人も非常な苦痛に感じ、日常生活に支障を来すようになると、精神疾患として強迫性障害が疑われる。 診断については「DSM-IV-TR 精神疾患の分類と診断の手引」に基準があるが、強迫性障害は、人の意志と無関係に不快感や不安感を伴って脳裏に浮かぶ強迫観念と、強迫観念を打ち消すために行われる強迫行為から構成される。強迫行為は、家に戻って毎回する鍵の確認のように、それなりに誰でも了解できるものから、他人にはまったく理解できない行為もある。指と指が触れてはならないといった強迫行為の理由は、他人には理解できないが、強迫性障害者人は了解している。理不尽ということを理

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    arajin 2009/09/11
    「強度な強迫性障害患者であるエド・ザイン青年と、彼に献身的に取り組んだマイケル・A・ジェイナク医師、エド君の家族、心豊かな隣人たちを描いたノン・フィクション」
  • [書評]命の値段が高すぎる! - 医療の貧困(永田宏): 極東ブログ

    倫理的に考えれば命に値段が付くわけもないのだから当然、書名の「命の値段が高すぎる! - 医療の貧困」(参照)は比喩である。実際はというと、後期高齢者医療制度にかかる費用が莫大で日は高齢者医療を維持できるのだろうかという問題だ。 書の趣旨にかかわらず、この問題は非常に深刻でこれからの政治に大きな影を投げかけるはずだった。 高齢者医療費が高すぎて、もはや国民には払えない。高齢者も現役世代も、これ以上の負担には耐えられそうにない。だからいって、このままじっとしていては何も解決しない。 ではいったいどうすればいいのか。 いくつかの選択肢がすでに用意されている。(中略) しかしその前に、医療制度の「抜的解決」はありえないことを理解しておいていただきたい。 どの政党も医療制度の「抜的解決」を訴えている。ところが中身はお粗末なものばかりで、具体的な解決案はほとんど示されていない。国民は待てど暮ら

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    arajin 2009/09/03
    「国民は負担の痛みから現実に直面して、小泉内閣のほうが、はるかに現実的だったなと向き合うときが来るのだろうか。」
  • [書評]奇跡の脳(ジル・ボルト・テイラー): 極東ブログ

    子供のころ私は「頭の体操」というクイズ集が好きだった。シリーズには科学版があり、正確な問いは覚えていないが、こういう問いがあった。A氏の身体にB氏の脳を移植したら、この人は誰か? 答えは、B氏である。脳が身体を支配するのだから、脳であるB氏がその人だ、と。今に至るまで記憶しているのは、子供のころ解答を知ってなるほどと思った反面、違和感もあったからだ。大人になった私としては、脳の移植は不可能だからくだらない問いかけにすぎないという感想と、それでも脳がその人を意味するという現代人の憶見を示しているだけなのではないかと皮肉な思いが交差する。 「私の脳」と「私」は同じものだろうか。脳はその器官のイメージから、あたかも認識の客体として想像されやすいが、認識し思念する「私」がその脳という器官と同じかどうかは、ハードプロブレムと呼ばれるような哲学上の難問でもある。もちろん「私」の認識や思念が脳機能の過程

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    arajin 2009/05/20
    NHKで見た。「言語も思考も不自由にしか見えない患者にも豊かな内面がある」 以前アルツハイマーになった祖母と接して、そうではないかと感じたことがある。
  • [書評]優生学と人間社会 ― 生命科学の世紀はどこへ向かうのか(米本昌平、橳島次郎、松原洋子、市野川容孝): 極東ブログ

    [書評]優生学と人間社会 ― 生命科学の世紀はどこへ向かうのか(米昌平、橳島次郎、松原洋子、市野川容孝) 私は優生学というものにそれほど関心を持ったことはなく、よって、浅薄な見解しか持ち合わせていない。単純に人間の選別に加担する間違った医学であり、ナチスのホロコーストにもつながる間違った思想なのだろう、というくらいの認識しかなかった。 書「優生学と人間社会 ― 生命科学の世紀はどこへ向かうのか(米昌平、橳島次郎、松原洋子、市野川容孝)」(参照)はその程度の「認識」を踏まえ、それに対置した形で議論が緻密に描かれている。しかも、読みやすく、そして啓発的だった。 とはいえ、この啓発の意味合いをどうとらえてよいかという問題は残った。率直に言うと、書の見解はどことなく「歴史修正主義」といった思考の圏内に近い印象もあったからだ。あるいは、「ホロコースト ― ナチスによるユダヤ人大量殺戮の全貌(

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    arajin 2009/05/09
    「健康国家ナチス」を連想。読んでないけど。
  • 嘆息していてもなんだし - finalventの日記

    うーむ。 ⇒メンヘルにならないための10のTips - xevraの日記 ⇒はてなブックマーク - メンヘルにならないための10のTips - xevraの日記 基的にわからないのだけど、メンヘルはメンタルヘルスの略だから、精神的な健康状態にならないためのTipsなのか。いや、だとするとわからないでもないというのもあるが。 まあ、逆なのでしょう。 元ネタだけど、個別にはそうかなと思うし、個人的にはそうなんだろうなというのはあるけど、こんだけぶくまするネタなんだろうか。というか、こういうリストでメンタルヘルス?が維持できるとは思えないが。嘆息というか、ちょっと不安に思えるが。 栄養が偏ると怒りっぽくなるなど精神に変調をきたす事が知られています。 バランス良く、毎日規則的に、野菜中心に、獣肉は少なめに 個人的には、ヨーグルトと白湯(ただのお湯)がおすすめ 栄養バランスくらいで精神に変調

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    arajin 2009/03/23
    「フィーリングGoodハンドブック」デビッド・D. バーンズ, David D. Burns, 野村 総一郎, 関沢 洋一。「いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法」デビッド・D.バーンズ
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    朝4時台起きセルフメソッド 自分のため(セルフ)の朝4時台起きメソッド。 これはそういうことなんだ。。。 朝が暖かくなる5月半ばから 朝4時台に起きることを目標に試行錯誤していく。 まずは2日間だけ試した記録。 時間設定 +朝4時台とは 午前4時~午前4時40分ならOK +寝る時間 午後9…

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    arajin 2008/11/15
    本当に怖い低血糖症―マクロビオティックが現代の病を治す (講談社+α新書 399-1B)
  • [書評]治療をためらうあなたは案外正しい EBMに学ぶ医者にかかる決断、かからない決断(名郷直樹): 極東ブログ

    ああ、これになって出ちゃったのか、というのが率直な印象。「治療をためらうあなたは 案外正しい EBMに学ぶ医者にかかる決断、かからない決断(名郷直樹)」(参照)である。書評に書くかためらう部分もあるし、書くとなるとつい言いたくなることもあり、心が揺れる。一般向けに書かれて、一般の方が読まれると、戸惑う人も多いだろうし、だがそろそろ社会もこの問題に向き合うほうがよいと思うので、このは読まれるべきだろうし、その意味で、向き合いかたの一例として私もさらっと書いてみたい。メモ程度な気持ちで書いているので、そこはご配慮を。 このの内容を、やや粗暴だが一言でいうと、とか言って標題どおりなのだが、「治療をためらうあなたは案外正しい」ということだ。 いわゆる生活習慣病(こんな自己責任を押しつける病があるのは日だけだけど)や癌、花粉症、風邪、インフルエンザなど、私たちの社会が普通に直面する、ある意味

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    arajin 2008/11/04
    「EBM(エビデンス・ベイスト・メデシン:根拠に基づく医療)」
  • トレーニングよりコンディショニング - 書評 - 40歳からの肉体改造 : 404 Blog Not Found

    2008年06月11日14:30 カテゴリ書評/画評/品評Medicine トレーニングよりコンディショニング - 書評 - 40歳からの肉体改造 担当編集者の松様より献御礼。 40歳からの肉体改造 有吉与志恵 これだよこれ! こういうフィットネスを待っていた。 書「40歳からの肉体改造」は、肉体のトレーニング=鍛錬(training)ではなく、コンディショニング=条件付け(conditioning)の書が役にたつのは、こんな方々である。 忙しくてできない? 肩こりで集中力が切れてしまう方 腰痛が体質だとあきらめている方 朝起きて倦怠感・疲労が残り、午前中は苦手な方 些細なことでイライラ、怒りで損をしている方 心配ごとが多く、背気味、いつもため息をついている方 お腹をへこめたい方は「代謝促進」を 夜中や朝方に目が覚める、眠りが浅い方々 これ実は、第七章の目次である。詳細目次

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  • 404 Blog Not Found:書評 - いつまでもデブと思うなよ

    2007年08月18日02:00 カテゴリ書評/画評/品評Art 書評 - いつまでもデブと思うなよ 新潮新書編集部より思いがけないバースデープレゼント。 いつまでもデブと思うなよ 岡田斗司夫 私がこれまで読んだ中で最も面白いダイエットにして、岡田斗司夫作品の中ではもっとも「使える」書「いつまでもデブと思うなよ」は、自他ともに認めるオタキングであったはずの著者が、実は知らない人にとってはそれ以前に「デブ」であることを知ってしまい、そこで一念発起して117kgだった体重を67kgまで落とした動機と顛末を一冊にまとめたもの。 目次 - 新潮社より 序章 一年で五〇キロやせたよ 成功するダイエットは楽しい。精神力も我慢もいらない最高の娯楽である。 第一章 「見た目主義社会」の到来 学歴主義社会は終焉した。見た目重視の現代社会で確実に損をする存在が「デブ」なのだ。 第二章 ダイエット手段

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