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言葉と村上春樹に関するarajinのブックマーク (7)

  • 就職活動には黒服を着るというのでびっくりこいた: 極東ブログ

    ブログをちょっとお留守にしている間の世間のできごとで、僕がいちばんびっくりこいたのは、現代の若い人が就職活動に黒服を着ていくということだった。NHKの番組で知ったのだけど、当にびっくりこいたのだ。そんなことはないでしょ。多いと言っても六割くらいなもんじゃないのと思っていたのだった。ああ、なんたる世間知らずな、我よ。 ほとんど真っ黒らしい。「就活スーツ」というらしい。最初から黒らしい(参照)。 髪の毛も黒に染め直すらしい。 僕がそれを知ったとき即座に思ったのは、「ああ、やめとけ」ということだった。 それで「そんな黒装束を着るのはやめたほうがいいよ」とブログに書こうかと思った。が、ためらった。「就活している人の身になって考えろよ、ボケ老人」とか言われそうだなあと、わかったからである。まあ、わかるよ。 就活している現実の若い人にとっては、黒い「就活スーツ」なんて、デフォで、当たり前のことで、そ

    arajin
    arajin 2014/01/28
    「その時には、黒装束を一人脱ぎ捨てるようなことをしないといけなくなるんじゃないか。そういう時が来たら、ああ、これが自分なんだと諦めて、その時の「黒装束」を脱ぐしかないと思うよ。」
  • ヒトはときとして「卵の壁」になったりするんだよ - Nothing Upstairs

    「マジコン」販売禁止命じる 東京地裁、任天堂の訴え認める判決 オレもソフト屋だから,こういう話になると法的にどーだとかてな話はヌキにして心情的に任天堂とかスクウェア・エニックスなどの側についちゃう。だから以下の議論に「公平ぢゃない」とか「論理的ぢゃない」とか反論は受け付けない。これは地球が太陽の周りを回っているとか,そういう話ぢゃないんだよ。 なんつかこのテのことに関する「客観」は「立場による客観」すなわち「集団的主観」なのね。たとえばムラカミハルキがイスラエルでやった演説,確かに壁と卵の比喩は秀逸だけども,あれを言ってるムラカミさんを含め,「どっからどう見ても全くまぎれもない卵のなかの卵」でいられるニンゲンなんていないのだ。ホンマに大事なのはあの演説に感動したみんなが「自分がときに壁でもあり得ること」を自覚することぢゃないかね。 話が逸れた。……ワレワレのようなパソコン向けソフト開発者に

    ヒトはときとして「卵の壁」になったりするんだよ - Nothing Upstairs
    arajin
    arajin 2009/03/03
    「ホンマに大事なのはあの演説に感動したみんなが「自分がときに壁でもあり得ること」を自覚することぢゃないかね。」
  • 壁と卵(つづき) - 内田樹の研究室

    村上春樹のエルサレム・スピーチについて二件の電話取材を受けたと書いた。 電話取材というのはむずかしい。 30分ほどしゃべったことを5行くらいにまとめられているコメントの場合には、「言いたいこと」が活字になっているということはほとんどない。 私が「言いたいこと」というよりは記者が「理解できたこと」が書いてある。 場合によっては記者が「言いたいこと」が私の名前で書いてあるということもある。 たぶん読む方もそれくらいに割り引いて読んでくれるだろうから、あまり硬いことは言わないつもりである。 それでも、わずかな字数では意を尽くせないことがある。 私がそのとき言いたかったことをここに書きとめておきたい。 それは「壁」というメタファーについてである。 もっとも一般的な解釈は「壁」を政治的な暴力装置、「卵」をその犠牲者と見立てることである。 もちろん、村上春樹自身もその解釈を否定しているわけではない。

  • 壁と卵 - 内田樹の研究室

    村上春樹のエルサレム賞の受賞スピーチが公開されている。 非常にクリスプで、ユーモラスで、そして反骨の気合の入ったよいスピーチである。 「それでも私は最終的に熟慮の末、ここに来ることを決意しました。気持ちが固まった理由の一つは、あまりに多くの人が止めたほうがいいと私に忠告したからです。他の多くの小説家たちと同じように、私もまたやりなさいといわれたことのちょうど反対のことがしたくなるのです。私は遠く距離を保っていることよりも、ここに来ることを選びました。自分の眼で見ることを選びました。」 そして、たいへん印象的な「壁と卵」の比喩に続く。 Between a high solid wall and a small egg that breaks against it, I will always stand on the side of the egg. Yes, no matter how r

    arajin
    arajin 2009/02/21
    『風の歌を聴け』
  • 日経春秋 春秋(2/19) 秋 - finalventの日記

    熟慮の末の決断だったに違いない。辞任したどこかの大臣ではなく、世界中にファンを持つ作家、村上春樹さんの話である。イスラエルのエルサレムで文学賞の授賞式に臨んだ彼はガザ地区への攻撃を周到に、そして手厳しく批判した。 ▼その講演は体制を高く固い壁に、それにぶつかって壊れる個人の精神を卵にたとえている。「私たちを守るはずの体制が私たちを殺したり、私たちに他人を冷酷に効果的に組織的に殺させたりする」。少しばかり難しい言い回しだが趣旨は明快だ。「壁と卵の間で、私はいつも卵の側に立つ」とも作家は宣言した。 悪いコラムではないし、まあ、ちょっとこういうのもなんだけど、その程度に読まれるのはしかたないなと思うけれど、春樹さんがあのスピーチで言いたかったことは、イスラエル対ハマスではないのですよ。もちろん、今回のイスラエルの対応は非難されるべきであることは普通に国連の動向からしても明白。そしてその明白な批判

    日経春秋 春秋(2/19) 秋 - finalventの日記
  • 村上春樹、エルサレム賞受賞スピーチ試訳: 極東ブログ

    村上春樹がエルサレム賞を受賞した際のスピーチの試訳です。 Always on the side of the egg(参照) By Haruki Murakami いつでも卵の側に 村上春樹 I have come to Jerusalem today as a novelist, which is to say as a professional spinner of lies. 今日私はエルサレムに小説家として来ています。つまり、プロのホラ吹きとしてです。 Of course, novelists are not the only ones who tell lies. Politicians do it, too, as we all know. Diplomats and military men tell their own kinds of lies on occasion,

  • NHKニュース 村上春樹さん 授賞式に出席

    「ノルウェイの森」などの小説で知られる作家の村上春樹さんが、中東・イスラエルの「エルサレム賞」を日人で初めて受賞し、授賞式に出席しました。「エルサレム賞」は、イスラエルで2年に1度開かれる「国際ブックフェア」の実行委員会が、個人の自由や尊厳などをテーマに世界的に活動している作家に贈るものです。

    arajin
    arajin 2009/02/16
    「われわれは皆、国籍や宗教を越えた存在であり、壊れやすい卵だ。今、われわれは高く、強く、冷たい壁に直面し勝てそうもないように思える。しかし、人間のユニークさかけがえのなさ、ともに行動することによって…
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