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ブックマーク / www.astroarts.co.jp (25)

  • 小惑星レオーナによるベテルギウスの食、世界各地で観測

  • 2等星に陥落!ベテルギウス減光のゆくえ

    昨年末より記録的な減光を見せているオリオン座のベテルギウスの明るさが、1.5等級よりも暗くなったことが確実となった。 【2020年2月5日 高橋進さん】 オリオン座のα星で、全天でも最も有名な1等星の一つでもあるベテルギウスが昨年秋から暗くなってきていると話題になっていましたが、とうとう2等星になってしまいました。この後どのように推移していくか非常に興味深いところです。 オリオン座のベテルギウスは進化の進んだ赤色超巨星です。脈動により0.3等から0.9等くらいまでをおよそ400日くらいの周期で変光する半規則型変光星です。このベテルギウスが昨年の9月ごろから減光を始めました。12月には1.0等を切り、観測史上最も暗い減光などと言われました。 その後も10日で0.1等暗くなるというスピードで急速な減光が進み、1月30日に大金要次郎さんが行った光電測光のV等級で1.54等になり、眼視観測者からも

    2等星に陥落!ベテルギウス減光のゆくえ
  • 【特集】2019年1月6日 部分日食 - アストロアーツ

    の時刻(始まり、最大、終わり)は地域によって異なりますが、おおむね「8時40分ごろに始まり、10時ごろに欠け具合が最大になり、11時30分ごろに終わり」ます。 欠け具合は「分」という値で表します。太陽の直径のうち、どれだけ月に隠されているかを示す数値です(面積ではありません)。日では、北東の地域ほど分が大きくなり、太陽が大きく欠けます。 時刻だけでなく方位や高さも重要なポイントです。これも地域によって異なりますが、だいたい「南東の方角」「高度15度から30度」あたりです。冬至から2週間しか経っていないので、太陽の高度はかなり低めです。観察予定の場所からどのように見えそうか、事前に確認しておきましょう。 都市名始まり最大終わり 時刻高度時刻高度分欠ける面積時刻高度 札幌

    arajin
    arajin 2019/01/06
    部分日食見えた。日食グラスとっておいて良かった。
  • 一見オーロラのような、紫色の発光現象「スティーブ」

    近年、夜空で紫色に発光する細いリボンのような現象がいくつか報告されている。「スティーブ」と名付けられた、オーロラとは異なるこの現象の発生プロセスが、市民科学者たちの協力も得て明らかになりつつある。 【2018年3月22日 NASA】 2016年7月25日の真夜中、カナダ・サスカチュワン州に住むアマチュア天文家Notanee Bourassaさんがオーロラを見ようと空を見上げたところ、紫色のひらひらとした細いリボンのような現象に出会った。オーロラを約30年間見てきた経験から、Bourassaさんはこれがオーロラではなく何か他のものであるとすぐに理解し、この光を急いで写真に収めた。光は20分ほどで消えてしまった。 こうした謎の光は市民科学者たちによって2015年から2016年にかけて30件ほど報告されており、オーロラ観測を目的とした市民参加型のサイエンスプロジェクトAurorasaurus(

    一見オーロラのような、紫色の発光現象「スティーブ」
    arajin
    arajin 2018/03/25
    「2015年から2016年にかけて30件ほど報告されており」「スティーブはオーロラとは異なる磁力線に沿って移動する。」磁極反転の始まり?
  • 観測史上初の恒星間天体、名前は「ʻOumuamua」

    【2017年11月7日 MPC】 先月19日に米・ハワイのパンスターズ望遠鏡による観測で発見された小天体は、軌道計算の結果から、観測史上初の恒星間天体とみられている天体だ。現在はペガスス座の方向に向かって高速で移動中で、二度と太陽系に戻ってくることはない。 この小天体には最初、彗星を表す「C/2017 U1」という符号が付けられていたが(Cは「太陽を周期的に公転しない彗星」を表す)、彗星活動が見られないことから「A/2017 U1」に符号が改められていた(Aは「小惑星」を表す)。これらの符号のほか、現行の小天体の命名規則では、天体が彗星であれば発見者(あるいは天文台やプロジェクト)の名前が付けられ、小惑星であれば一定以上の回数の観測が行われた後に発見者に命名権が与えられ、国際天文学連合の小天体命名委員会が承認することになっている。 この規則どおりであれば、今回発見された小天体は現時点では観

    観測史上初の恒星間天体、名前は「ʻOumuamua」
  • 冥王星を流れる窒素の氷河、冥王星を覆うもや

    探査機「ニューホライズンズ」の冥王星最接近から早くも2週間が経過した。観測データはまだ数パーセントしか送信されてきていないものの、公開される画像やデータはどれも大きな驚きや新たな謎をもたらしてくれる。このたび公開されたのは窒素の氷河や大気中の「もや」の画像だ。 【2015年7月28日 NASA (1)/(2)】 先週金曜日に公開された冥王星のクローズアップ画像では、ハート模様のトンボー領域内の西(ハートの左半分)に位置するスプートニク平原に見られる様々な地形が詳細にとらえられている。興味深いのは広範囲を覆う窒素の氷河(氷床)の流れた跡だ。地球の氷河と同様に、今も流れているかもしれない。 スプートニク平原周辺に見られる地形。多角形の地形、窒素の氷河、クレーターの多い領域が見える。クリックで拡大(提供:NASA/JHU APL/SwRI、以下同) スプートニク平原は窒素だけでなく一酸化炭素やメ

    冥王星を流れる窒素の氷河、冥王星を覆うもや
    arajin
    arajin 2015/07/29
    「画像の初期分析から、大気中の高度約80kmと約50kmに2層の「靄(もや)」が存在していることがわかった。」
  • ガンマ線バーストが起こりそうで起こらない超新星

    超新星爆発には、宇宙最大規模の爆発現象であるガンマ線バーストが発生するものとしないものがある。両者の中間にあたる天体は長い間推測されてきたものの未発見のままであったが、2012年に見つかった超新星がこの天体に相当するのかもしれない。 【2015年5月8日 NRAO】 2012年2月にオリオン座の銀河NGC 1729に出現した超新星2012ap(SN 2012ap)は、重力崩壊型(核崩壊型)超新星の一種である「Ic型超新星」だ。SN 2012apはガンマ線バースト(GRB)の発生につながると思われる多くの特徴を持っていたのだが、これまでそのようなバーストを起こしていない。どうやら、GRBが発生するものとそうでないものとの間のギャップを埋める天体のようだ。 (左)超新星出現前の銀河NGC 1729(右)印の箇所に出現した超新星2012ap。米・MDM天文台2.4mヒルトナー望遠鏡で撮影(提供:

    ガンマ線バーストが起こりそうで起こらない超新星
    arajin
    arajin 2015/05/09
    「2012年2月にオリオン座の銀河NGC 1729に出現した超新星2012ap(SN 2012ap)は、重力崩壊型(核崩壊型)超新星の一種である「Ic型超新星」だ。」
  • ビッグバン直後に、なぜ宇宙は崩壊しなかったか

    素粒子物理学の標準理論は、なぜヒッグス粒子の生成によってビッグバン後に宇宙が不安定となり崩壊しなかったのかについて、答えを出せていない。その謎については、未知の物理が働いたからだといった理論が複数考えだされているが、答えは意外にシンプルな説明で得られるという研究成果が発表された。 【2014年11月19日 Imperial College London】 スイス・ジュネーヴ郊外の欧州原子核研究機構(CERN)でヒッグス粒子が発見されたのは、2012年(発見確定は2013年)のことだ。ヒッグス粒子が発見されたということは、加速膨張する初期宇宙でヒッグス粒子が作られたことによって宇宙が不安定になり、崩壊が引き起こされたはずであることを示す。だが現実として宇宙は崩壊していない。これはなぜなのだろうか。 その理由については知られざる未知の物理が働いたという説がいくつか唱えられてきたが、今回ヨーロッ

    ビッグバン直後に、なぜ宇宙は崩壊しなかったか
    arajin
    arajin 2014/11/21
    「時空の曲率(つまり重力)によって安定性が得られたため」
  • 55年前からの謎、月の裏側高地問題を解決

    【2014年6月11日 Penn State University】 月の表側と裏側では、月の形成および進化の過程で地殻の厚みに差ができたため、裏側には「海」が存在していないのだという研究成果が発表された。 「子供のころ初めて月球儀を見たとき、月の表と裏があまりに違うので驚いたことを覚えています。裏側は山やクレーターだらけでした。一体海はどこにあるのか、それは1950年代からの謎でした」(理論モデルを発表したグループの米・ペンシルバニア州立大学所属 Jason Wrightさん)。 その謎は、旧ソビエト連邦が打ち上げた探査機「ルナ3号」によって月の裏側の画像が史上初めてとらえられた1959年から、「月の裏側高地問題(Lunar Farside Highlands Problem)」と呼ばれてきた。それまで誰も見ることができなかった月の裏側に、海が存在しないことが初めてわかったのである。 月

    55年前からの謎、月の裏側高地問題を解決
  • 急速に縮む木星の大赤斑

    【2014年5月19日 NASA】 木星のトレードマークともいえる大赤斑は、大気表面で吹き荒れつづける巨大な嵐だ。この大赤斑が、近年急激な勢いで縮小している。 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した木星の大赤斑。1995年、2009年、2014年の画像を比較すると、縮小しているのがわかる。クリックで拡大(提供:NASA/ESA) 木星のトレードマークとなっている大赤斑は、大気中で起こる高気圧性の突風が長年持続しているものだ。かつてその幅は4万kmを超え、直径約1万3000kmの地球がすっぽり3つおさまるほど巨大なものだったが、1930年代からそのサイズの縮小が観測されてきた。1979年の探査機「ボイジャー」1号と2号のフライバイ観測では2万3000km、1995年のハッブル宇宙望遠鏡の観測では2万1000km、同じく2009年には1万8000kmと年々小さくなっている。 さらに2012年からは、1年

    急速に縮む木星の大赤斑
    arajin
    arajin 2014/05/20
    「2012年からは、1年間で930kmという急激な勢いで縮み、」「幅1万6500kmに」「微小な渦が大赤斑にとりこまれている」「この現象が急激な縮小に影響している可能性がある」
  • ベテルギウスの行く手をはばむ?謎の壁

    【2013年1月23日 ヨーロッパ宇宙機関】 欧州の赤外線宇宙望遠鏡「ハーシェル」が、オリオン座の1等星ベテルギウスの周囲に複数の弧状構造をとらえた。この構造とベテルギウスは、やがて塵の壁と衝突する運命にあるようだ。 ベテルギウスの移動方向に広がる衝撃波。さらにその左側には、直線状の壁のような構造も見える。クリックで拡大(提供:ESA/Herschel/PACS/L. Decin et al) 冬のオリオン座の左上(北東)に見える赤い1等星ベテルギウスは、直径がおよそ太陽の1000倍、明るさは10万倍という赤色超巨星だ。外層を大量に放出して大きく膨れあがっており、やがて超新星爆発を起こす恒星として注目されている。 ヨーロッパ宇宙機関(ESA)の天文衛星「ハーシェル」による最新の遠赤外線画像から、ベテルギウスから吹き出す恒星風が周囲の星間物質に衝突している様子や、ベテルギウスが秒速30kmの

  • 巨大画像で見る、巨大なはくちょう座ループ

    【2012年12月21日 NOAO】 1500光年先に広がる巨大な超新星残骸「はくちょう座ループ」。満月の約45倍にも広がるその全容を、6億画素、およそ1.7GBもの巨大サイズで詳細にとらえた画像が初公開された。 6億画素の画像に収まったはくちょう座ループの全容。6億画素のフルサイズTIFF画像(1.68GB)などいくつかのサイズの画像をリリース元からダウンロードできる。クリックで拡大(提供:NOAO and WIYN partners) 1500光年先にあるはくちょう座ループは、約1000年〜1万年前に起こった超新星爆発により放たれたガスの残骸で、地上から見ると月の45倍近い面積にまで広がる巨大な天体だ。 1784年に英国の天文学者ウィリアム・ハーシェルが初めての観測記録を残しているが、あまりに大きいため、それぞれの部分が別の天体として分類されてきた。たとえば、東側(画像の左側)はNGC

  • 赤外線全天観測で見つかった、数百万個もの超大質量ブラックホール候補

    【2012年9月3日 NASA】 NASAの赤外線天文衛星WISEの観測データから、数百万個もの超大質量ブラックホールの候補と、多くの塵に覆われた高温の銀河約1000個が発見された。 WISEがとらえた全天画像と多数の超巨大ブラックホール候補(黄色い丸の中)。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/UCLA) WISEは、2011年初めまでに2度にわたる全天観測を終えている。WISEの観測の眼は赤外線暗視カメラのように、可視光では見ることのできない天体をとらえ、数百万枚もの画像を取得した。そのデータは一般に公開されており、研究に利用されてさまざまな発見につながっている。 最新の研究成果の1つとしては、100億光年の範囲に点在する250万個もの活発な超巨大質量ブラックホール候補が観測されたことがある。そのうち3分の2が、これまで周囲の塵でさえぎられて見えなかった新発見のブラッ

  • 氷の存在否定、「かぐや」がクレーター撮影

    【2008年10月24日 JAXA プレスリリース】 月周回衛星「かぐや(SELENE)」は、月の南極にあって水の氷が存在するかもしれないと指摘されていたシャックルトンクレーターを観測した。その結果、少なくとも表面に大量の水が存在している可能性が否定された。 かぐやHDTVカメラによる月の南極(シャックルトンクレーター付近)。クリックで拡大(提供:JAXA) 地形カメラによる、シャックルトンクレーターの3次元立体視画像(2007/11/19撮像)。クリックで拡大(提供:JAXA) 1994年に打ち上げられた米国の衛星クレメンタインは、月の南極にあるシャックルトンクレーター内部の永久影(1年を通して、太陽からの光がまったく当たらない場所)に、水の氷の存在を示唆する観測結果を得た。また、1998年に打ち上げられた米国の探査機ルナ・プロスペクターは、同クレーターを含む南極域に、水分子を構成する原

    arajin
    arajin 2012/06/22
    「1998年に打ち上げられた米国の探査機ルナ・プロスペクターは、同クレーターを含む南極域に、水分子を構成する原子である水素の存在を示す観測結果を得た。」
  • もうすぐ太陽圏脱出? ボイジャーの周りで宇宙線が急増

    【2012年6月15日 NASA】 35年前に打ち上げられ、太陽圏の果てを目指し続ける探査機「ボイジャー1号」が測定する宇宙線がここ1か月で急増していることがわかった。人工物が初めて太陽圏から脱出する歴史的な日が近づいているようだ。 1977年に打ち上げられ現在は太陽圏の果てを航行しているNASAの探査機「ボイジャー1号」。178億kmの距離から16時間36分かけて届いたそのデータから、探査機の周囲の宇宙線が急激に増えていることがわかった。2009年1月〜2012年1月の間では25%の増加だったが、5月7日以来、1か月に9%というペースで急増しているという。 太陽圏と恒星間空間の境界付近では、太陽風の荷電粒子と、超新星爆発で生成され恒星間空間から飛来する宇宙線とがせめぎ合っている。計測される宇宙線が増加したということは、それだけ「外の世界」に近づいているという証だ。 「越境」の目安として、

  • 「ひので」が太陽極域磁場の反転をとらえた

    【2012年4月19日 国立天文台】 最近少しずつ活動が活発化してきている太陽。衛星「ひので」が両極域の磁場を観測したところ、北極の磁場はほとんどゼロの状態に近づいていることが発見された。北極磁場は間もなくマイナスからプラスに転じると予想される一方、南極磁場は変化を見せておらずプラスのままであることもわかった。 太陽の極域磁場のようす。オレンジはマイナス、水色はプラスの磁場を表す。北極ではマイナスからプラスへ反転しつつあるが、南極はプラスのままであることがわかる。クリックで拡大(提供:JAXA/国立天文台) 太陽は平均11年の周期で活動の極大と極小を繰り返している。現在は徐々に活動が上昇してきているところで、来年5月ごろに極大を迎えると予想されている。極大期には黒点数が最大になり、また太陽の南北両極の磁場がほぼ同時に反転する。たとえば1997年には北極がプラスの磁場、南極がマイナスであった

  • 【特集】2011年12月10日 皆既月食

    の全過程が空の高い位置で進行します。建物がじゃまになるなどの影響もないでしょう。逆に、マンションのベランダなどで見る場合には、高度が高すぎて上の階のベランダにかかり見づらいかもしれません。 月が見える方向の見当をつけるには、ニンテンドーDSで星空を再現できる「星空ナビ」が便利です。天文現象の一覧から選択するだけで月を再現することができて、観測する場所を設定すれば月が空のどの位置にあるのかもわかります。 詳しくは…製品情報ページをチェック! 「星空ナビ」製品情報ページ 「星空ナビで星空さんぽ」の2010年6月号で、星空ナビを活用した月の楽しみ方を解説しています(2010年6月26日の月の例です)。 天文ナビゲーションアプリ「iステラ」(iPod touch/iPhoneiPad用)、「スマートステラ」(Android用)も好評販売中。電子コンパスとGPS搭載機種なら、「月が出て

    arajin
    arajin 2011/12/04
    宇宙
  • かに星雲のパルサーから超高エネルギーのガンマ線を検出

    【2011年10月12日 CfA】 超新星残骸「かに星雲」のパルサーから、100GeV(ギガ電子ボルト)という非常に大きなエネルギーを持つガンマ線が検出された。パルス天体でこれほど強いガンマ線を出す理論は今のところなく、原因の解明にはより多くのデータや次世代装置を待つ必要がある。 かに星雲のハッブル宇宙望遠鏡による画像と中心にあるパルサーの想像図の合成画像。クリックで拡大(提供:David A. Aguilar / NASA / ESA) パルサーからの光をVERITAS望遠鏡群が捉えるイメージ図。クリックで拡大(提供:José Francisco Salgado based on images by M. SubbaRao, S. Criswell, B. Humensky, and J.F. Salgado) 1054年におうし座の方向で起こった超新星爆発は、およそ1ヶ月にわたって昼間

  • 彗星が太陽に突入する瞬間

    【2011年5月18日 SOHO】 太陽に彗星が突入した瞬間を、太陽観測衛星「SOHO」がとらえた。その突入直後に、たまたまコロナ質量放出が起こっており、まるで彗星突入が原因でコロナ質量放出が起こったように見える面白い映像となっている。 彗星が太陽に突入する様子。中央下に見える白い線が彗星。クリックで拡大(提供:SOHO/NASA/ESA) コロナ質量放出の様子。クリックで拡大(提供:SDO/AIA) NASAとESA(ヨーロッパ宇宙機関)の太陽観測衛星「SOHO」が、太陽に彗星が突入しているところと、その直後にコロナ質量放出(CME)が発生しているところを捉えた。 この彗星は「クロイツ群」と呼ばれる、太陽に極めて近いところを通る軌道を持つ彗星のグループの中の1つだと考えられる。ちょうど彗星の光が消えた直後にコロナ質量放出が発生し大きな爆発が起こっているが、NASAの太陽観測衛星「SDO」

    arajin
    arajin 2011/05/22
    「この彗星は「クロイツ群」と呼ばれる、太陽に極めて近いところを通る軌道を持つ彗星のグループの中の1つ」
  • 木星の南赤道縞に復活の兆し

    木星の南赤道縞に復活の兆し 【2010年11月17日 東亜天文学会】 木星の南赤道縞は今年5月から消失していたが、復活の兆しとなる白斑が今月9日にフィリピンの観測者によって発見され、即座に日をはじめ各国で確認された。12日には、白斑の隣に暗い筋状の暗柱が確認された。今後、暗柱が連続発生して全周を取り巻くようになり、南赤道縞復活となる。それまでの変化に注目したい。 今年5月に、木星の表面に見られる2の縞模様(北赤道縞と南赤道縞)のうち、南赤道縞が完全に消失した。 南赤道縞はこれまでにも3年から15年の周期で何度も消えたことがあり、毎回、南赤道縞撹乱とよばれる活動が起きて復活する。南赤道縞撹乱とは、南赤道全体が淡化して明るい状態のときに急激に南赤道が濃化する現象である。撹乱の前兆として小さな白斑が発生し、その後、白斑のすぐ近くに暗い筋状の暗柱が連続発生して、半年ぐらいで全周を取り巻くように