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2014年4月17日のブックマーク (3件)

  • 江戸の科学する心『江戸の理系力』 - HONZ

    「日を知るには、明治維新前の科学を見るのがおもしろい。」雪の科学者、中谷宇吉郎が自身のエッセイの中で語っていた。日の科学は、明治以後になって輸入され、模倣されたものが多い。だから中谷宇吉郎は、明治維新前の日の科学を解釈し、独創性ある隠れた科学を堀り起こした。特に江戸時代は、自然科学に目覚め、数学を生活の中に取り入れ、医療も格段に発展した時期でもある。書は、この中谷博士の「日の心」を探求する姿勢を踏襲するものではないだろうか。 「江戸の天文暦学」「江戸の測量術」「江戸の医学」「江戸の数学・和算」「江戸を彩る理系人たち」という5つの章から構成され、天文暦学者・渋川晴海にはじまり、測量家・伊能忠敬、北方調査団・間宮林蔵、医師・華岡青州、和算家・関孝和、草学者・平賀源内など、様々な科学者の経歴や功績を追いかけていく。読みやすさにもこだわり、図版が多数挿入されている点も嬉しいところだ。三

    江戸の科学する心『江戸の理系力』 - HONZ
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    arc_at_dmz 2014/04/17
    気になる。
  • 失敗プロジェクトの通夜 - Strategic Choice

    どういうこと?心血を注いだプロジェクトが中断されたときは、「プロジェクトの死」を悼んで、「通夜」を開催します。どうして?仕方のない外的要因のせいであっても、チームにとって、心血を注いできたプロジェクトのキャンセルは、特に士気を下げる原因となります。キャンセルの裏にある事情を、チームが理解しているかどうかは、さほど問題ではありません。とにかく、悲しい気持ちになるのです。無力に感じたり、無気力に陥ったり、時には裏切られたように感じます。チームには、即座に始めなければならない次のプロジェクトがあったとしても、なんらかの休憩は必要です。です。最悪、チームメンバーは辞めてしまうかもしれません。プロジェクトがキャンセルされたのは、自分たちのせいではないにも関わらず、成功したプロジェクトにしか、報酬は与えられません。これは、きわめて強い不公平感を生む可能性があります。どうすれば?失敗したプロジェクトのた

  • 組み込みOSの第一人者が描く"日本のものづくり"とは――名古屋大学大学院 高田広章教授

    今回、"日のものづくり"というテーマで特別インタビューを実施した。お応えいただいたのは、株式会社アフレルと共に「マインドストーム EV3」向けのOSの先行開発を進めている、名古屋大学の高田先生だ。 プロフィール 高田 広章 先生 ――名古屋大学大学院情報科学研究科 附属組込みシステム研究センター長 情報システム学専攻 教授 組み込みシステム、特に組み込みオペレーティングシステムの第一人者であり、宇宙航空研究開発機構(JAXA) 客員教授、TOPPERSプロジェクト会長などを務める。 ロケットにも搭載された研究技術 高田先生は名古屋大学の大学院情報科学研究科で情報システム学を専攻し、自動車などの制御に使う組み込みオペレーティングシステム(OS)についての研究に取り組んでいる。高田先生がセンター長を務める「名古屋大学大学院情報科学研究科附属組込みシステム研究センター(NCES)」では、自動車

    組み込みOSの第一人者が描く"日本のものづくり"とは――名古屋大学大学院 高田広章教授