photo by Moyan Brenn 「欧米=成熟、日本=未熟」という公式 先日、当コラムで、「今の日本は、『日本人はこんなに素晴らしい』と礼賛するTV番組、本であふれているが、80~90年代にはむしろ『日本のここがダメ!』という本が爆発的に売れていた」という話をしました。 当時のベストセラーといえば、マークス寿子さんやクライン孝子さんなど、「欧米人男性と結婚した日本人女性」による“日本批判”が中心。 彼女たちは基本的に「欧米=成熟、日本=未熟」という公式を立て、痛快な「日本批判」を繰り広げました。彼女たちの本が日本で売れたのは、その考え方がいわゆる「サヨク的」だったからではありません。 むしろ過剰に「保守的」だったからです。彼女たちは日本批判をしているようで、実は「日本の若者、親、教師、サラリーマン」などが「昔と比べてバカになった」と批判していたのです。こうした語り口が、「今の日
青木まりこ現象書店に入るとトイレに行きたくなる現象。 アンカリング効果最初に提示された情報がそれ以降に提示される情報に対する印象に影響を及ぼす現象。 たとえば「東京の平均気温は50度より高いか?」と訊かれたあと「では平均気温は何度だと思うか?」と訊かれると高めの気温を答えてしまう。 アンダードッグ効果負け犬を応援したくなる現象。 たとえば選挙の事前予想で「A党が劣勢」と報道されるとA党への票が増える。 アンダーマイニング効果自発的にやっていることに他人から報酬を与えられるとやる気が低下する現象。 「好きなことを仕事にしてはいけない」などと言われる理由かも。 イヤーワーム現象特定の音楽が頭から離れない現象。 ウィンザー効果本人から直接言われるよりも第三者から噂として聞く方が信じてしまいやすい現象。 たとえばAさんから「綺麗だよ」と言われるよりも「Aさんがあなたを綺麗だと言っている」と聞かされ
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