前の記事 開発中の「圧縮空気で動く車」:そのエコ度は? 宇宙人へ送信:「解読しやすいコード」開発される 次の記事 「土星のオーロラ」の動画:カッシーニが撮影 2009年11月25日 Betsy Mason 米航空宇宙局(NASA)の土星探査機『カッシーニ』からの最新の贈り物は、土星上空のオーロラを初めて捉えた素晴らしい動画だ。 この高精細映像は、10月に81時間にわたって撮影された472枚の静止画像を合成したもので、オーロラ現象が3次元で表現されている。オーロラの光は、土星北半球の上空約1200キロメートルにまで達しており、さざなみのように波打ちながら垂直に広がる薄布のように見える。 それぞれの画像の露出時間は2〜3分で、これらの画像を合成することにより、土星のオーロラが、地球上で見られるものと同様に目まぐるしく変化することが明らかになった。ただし、土星の大気は主に水素で、酸素と窒素から成