一般社団法人日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA)は、利用者がインターネットを安全に、安心して利用できる取り組みや、サービス事業者に対する情報提供や活動などを通じて、高度情報通信ネットワーク社会の実現に寄与することを目的とした非営利活動法人です。
■ 三菱図書館システムMELIL旧型の欠陥、アニメ化 - 岡崎図書館事件(7) 21日の日記で示したMELIL/CS(旧型)の構造上の欠陥について、その仕組みをアニメーションで表現してみる。 まず、Webアクセスの仕組み。ブラウザとWebサーバはHTTPで通信するが、アクセスごとにHTTP接続は切断される*1。以下のアニメ1はその様子を表している。 このように、アクセスが終わると接続が切断されて、次のアクセスで再び接続するのであるが、ブラウザごとに毎回同じ「セッションオブジェクト」に繋がるよう、「セッションID」と呼ばれる受付番号を用いて制御されている。 なお、赤い線は、その接続が使用中であることを表している。 次に、「3層アーキテクチャ」と呼ばれる、データベースと連携したWebアプリケーションの実現方式について。3層アーキテクチャでは、Webアプリケーションが、Webサーバからデータベー
フレーム表示できないブラウザは<a href="20100918.html">こちら</a>をお試しください。<br> そちらでもうまく動作しない場合は、フレーム表示対応のブラウザからアクセスしなおしてください。<br>
多くの方の尽力によって、少しずつ色々な情報が明らかになって、当て推量で「ではないか」と書いていた部分を外せそうなところも出てきたし、逆に、これは間違っていたという部分も出てきた。 最近では、一部では語感が好評だった 念力デバッグ[http://www.nantoka.com/~kei/diary/?20100714S1#T201007141S3] のデバッグから。 情報が少ないからこそ、一次情報は貴重で、より正しいと思われる情報を集めるところから始めるのが、念力デバッグの鉄則なのに、その部分で手を抜いた罰が当たった。 DB接続をCookieに基づくセッションによって管理する作りになっている。 Cookieを食わないクライアントからリクエストを受けると、リクエスト毎にDB接続が生成される。 DB接続を含めたサーバリソースは、タイムアウトによってセッションが破棄されるまで解放されず、確保された
#Librahack[http://twitter.com/search?q=%23librahack] の議論。多く登場する「スクレイピング」と書こうと思ったけれども、クロールで得たHTMLの後処理がスクレイピングだから、ここでは「クロール」対「DoS」とした。 そもそも、クロールとDoSは行っている側の目的に決定的な違いがある。 クロールを行う際は、クロールによって相手サーバの情報を取得することが目的だ。そのために、リクエストに対する応答を受け取って、そのまま保存するなり、何らかの加工(スクレイピング)を行って、情報を保存する。 情報を得るのが目的だから、サーバが落ちるのは困る立場だ。 一般的な作りとしては、ページのリクエストを出して、結果を受け取ったら、その場で解釈して、次にリクエストを出すページを決めるか、あるいは予め予定している次のページのリクエストを出す。この間に待ち時間を入れ
7月16日に開催された情報ネットワーク法学会 - 第1回「技術屋と法律屋の座談会」<岡崎市立中央図書館へのアクセスはDoS攻撃だったか?>(パネリスト:石井徹哉千葉大教授、上原哲太郎京都大准教授、落合洋司弁護士、高木浩光産総研主任研究員)というのに参加してきました*1。後日、記録を出すことも考えておられるようですが、自分なりに簡単にまとめておきたいと思います。 業界内でちょっと話題になっていたこの事件。詳細は、ニュースのまとめサイトや、今回逮捕されたご本人の解説サイトを見てください。 噂のネット事件簿:「岡崎市立中央図書館サーバー事件」まとめ librahack マスコミ報道だけでは分からない岡崎図書館事件 岡崎市立図書館 こういった公知情報に加え、パネリスト側で警察・ご本人に取材されて得た内容をそれぞれ紹介してのディスカッション、という流れでした。パネリストから出たコメントはおおよそ次の
■ 岡崎図書館事件について その1 5月26日にこんな報道があった。 図書館HPにアクセス3万3000回 愛知県警 業務妨害容疑、38歳を逮捕, 朝日新聞2010年5月26日朝刊 県警生活経済課と岡崎署によると、容疑者は、4月2日から15日にかけて、岡崎市中央図書館のホームページに、計約33,000回のアクセスを繰り返し、ホームページを閲覧しにくい状態にしたという疑いがある。(略) 同課によると、容疑者は1回ボタンを押すだけで、1秒に1回程度の速度でアクセスを繰り返せるプログラムを作っていたという。容疑者は同図書館の利用者だったが、目立ったトラブルは確認されていないといい、動機を調べている。 図書館にサイバー攻撃, 読売新聞2010年5月26日朝刊 県警は25日、インターネット関連会社社長を偽計業務妨害容疑で逮捕した。(略) 調べに対し、アクセスしたことは認めているが、動機については話して
イー・モバイルは2010年7月6日、最大42Mbpsの無線通信サービスを開始すると発表した。2010年10月の開始を予定する。周波数帯を従来の2倍に拡大して高速化する「DC-HSDPA」方式を使う。NTTドコモが次世代の通信方式LTEのサービスを2010年12月に開始する方針を示していることから、それよりも早期に高速サービスを展開することで対抗する。 発表会場では、室内における通信テストで40Mbps以上の速度が出ている様子を示した(図)。通信速度の受信最大42Mbpsは、現状で提供している「HSPA+」方式の受信最大21Mbpsの2倍に当たる。従来方式では、送信に1チャンネル、受信に1チャンネルを利用するが、DC-HSDPA方式では受信を2チャンネルにすることで高速化する。 周波数帯域は、現状の通信サービスで利用している1854.9M~1859.9MHzに加え、総務省から2009年6月に
ブロードバンドが国民の基本的権利に、フィンランドで フィンランドは7月1日、世界で初めてブロードバンド接続を「国民の基本的権利」と定めた。1Mbpsのインターネット接続を、電話や郵便などと同様のユニバーサルサービスとして義務づける。1日から、同国のISPはどの地域の国民に対しても1Mbpsの回線を提供しなければならない(ただし、別荘地は対象外という)。フィンランドは2015年までに全国民に高速な光ファイバーまたはCATVネットワークを提供するプロジェクトも立ち上げた。 As world first, Finland makes broadband service basic right(AFP) Appleがアンテナ技術者を募集 Appleがアンテナ技術者を募集する求人広告を出している。広告は先週から3件掲載されており、「iPhoneとiPadのアンテナ技術者」として、「無線通信に関する1
ネットもメールも全く使えなくなりますよ... このところアメリカでは過激なインターネット制限論が台頭してきたりしていますが、ついに大統領が完全にインターネットを遮断できてしまう権限を手にする日も近づいてきましたね。 ジョー・リーバーマン上院議員が、全197ページに及ぶ「Protecting Cyberspace as a National Asset Act(PCNAA)」法案として提唱していますが、あらゆるISP、検索エンジン、オンラインサービス提供企業に対して、米国土安全保障省(DHS)内に特別設置されるNational Center for Cybersecurity and Communications(NCCC)が、いざ緊急事態を宣言した場合にサービスの全面中止を求めることまで可能になり、協力を拒むならば厳しく罰せられちゃいますよ。 当然ながら、この中国の検閲も真っ青という超厳格
先日、図書館のウェブサイトに3万3千回アクセスした男が業務妨害容疑で逮捕されたという事件があったが、その後逮捕された男性は不起訴処分(起訴猶予処分)となったそうで、本人が事情を説明するサイトを立ち上げている(Librahack : 岡崎市立中央図書館HP大量アクセス事件まとめ)。 男性は問題となった岡崎市立中央図書館のヘビーユーザーであり、図書館の新着図書ページが使いにくかったために図書館のWebサイトをスクレイピングして自分用に使いやすいデータベースを作成することが目的だったとのこと。また、サーバー側の負荷も考えてクロールする頻度等を決めたとのこと。おなじみ高木先生のコメントなどを含むTogetterまとめはこちら。
岡崎市中央図書館に1秒間に1回アクセスしたら逮捕されたけど不起訴になった件について。 当事者からの報告とそれに関連した高木先生などのつぶやきをまとめています。不完全かつ進行中です。
出来事の詳細 3/13 新着図書データベースを作るためクローリング&スクレイピングプログラムを作成した ちょうどその頃、市場調査を行うためにECサイトのスクレイピングプログラムを作っていた。そのついでに、前々から構想していたLibra新着図書Webサービスを作ろうと思った。市場調査プログラムの一部をカスタマイズして、新着図書データベース作成プログラムを作った。この時、市場調査プログラムと新着図書データベース作成プログラムは同じプログラム内にあり、パラメータでアクションを指定して振り分けていた。 Webサービスを作ろうと思った動機は「なぜプログラムを作ったか」の通り。 Webサービスの概要は「どんなプログラムを作ろうとしていたか」の通り。 普段読む本を入手する流れ:1. Amazonの各カテゴリの売れ筋をチェックしてレビューを確認し読むかどうか決める(または、書評ブログや新聞などのメディアで
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