2020年11月13日に記念すべき第1期が開幕したヒューリック杯白玲戦・女流順位戦は七番勝負を残して全対局を終えた。 女流棋士の全順位が決まり、来期のクラス分けも確定した。 上位陣強し 第2期の予定順位。以下のクラスも同様。なお順位1位には七番勝負の敗者が入る 全員横並びのスタートだったが、結果的には非公式のレーティングで上位10名(8月14日時点、以下も同)がほぼAクラス入りして順当といえる結果におさまった。 異彩を放つのはA級3位となるプロ入りわずか3年の加藤(圭)女流二段だ。順位決定トーナメントではあと1勝でタイトル戦出場、というところまで迫った。 以前の記事で、タイトル戦の「第1期」はシンデレラが生まれやすい と書いたが、まさにシンデレラストーリーを歩んだ第1期だった。 最後は西山朋佳女流三冠、里見(香)女流四冠に連敗。「2強」の壁に当たった経験を次に生かしたい。 Aクラスは20代