鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市雪ノ下)は4日、全国各地の神社を束ねる宗教法人「神社本庁」(東京)からの離脱手続きについて、宗教法人法に基づく県の認証を受けたことを明らかにした。 今後は法人規則変更の登記手続きを進めるという。離脱する理由について、同八幡宮の担当者は「手続き完了後に明らかにしたい」としている。 神社本庁は全国の神社の約95%に当たる約7万8千の神社を束ねている。同八幡宮は1946年の神社本庁設立当初から傘下の包括関係にあったが、今年3月に離脱することを決めていた。
◇20日 「第91回日本ダービー」(G1・26日・東京・芝2400メートル) 元祖二刀流がレジェンドを直撃した。平地、障害レースの両方で活躍し、G1、障害重賞を予想する土曜日の紙面「競馬しようぜ!」でおなじみの元騎手の熊沢重文さん(56)が初の単独インタビューをした。いよいよ今週末に迫ってきた「第91回日本ダービー」でシュガークンに騎乗する武豊騎手(55)=栗東・フリー=にロングインタビュー。二刀流は前人未到のJRA通算4500勝を達成したレジェンドの胸の内をどう引き出したか―。 熊沢さん(以下熊沢) 公式でのインタビューは今回が初めて。初めてが豊くん(武豊騎手)というのは光栄だよ。 武豊騎手(以下武豊) (笑顔で)熊沢さんの初めてになれてうれしいですよ。 熊沢 それにしても、お互いの付き合いは長いよね。 武豊 競馬学校時代から。僕が(1987年卒業の)3期生、熊沢さんは一つ上の先輩でした
42歳のスペイン人、シャビ・アロンソは今や世界で最も注目される若手監督と言えるだろう。 今シーズンはブンデスリーガ、国内カップ、ヨーロッパリーグとすべてで無敗で王者になろうとしている。未曽有の記録達成が近づくが、それ以上にスペクタクルな攻撃サッカーで一世を風靡。フロリアン・ヴィルツを筆頭に多くの選手が成長を遂げている。 なぜ42歳という若さで、この快挙を成し遂げられたのか? いや、実は驚きには値しない。欧州サッカー界では、アロンソだけでなく四十代の監督がすさまじい勢いで割拠しているのだ。 アラフォーの監督が雨後の筍 欧州王者マンチェスター・シティを率いる53歳のジョゼップ・グアルディオラ監督がベテランに映るほど、今や雨後の筍のようにアラフォー監督が台頭を見せている。 まず、欧州チャンピオンズリーグ、ボルシア・ドルトムントを決勝まで導いたのは41歳のドイツ人監督エディン・テルジッチである。プ
4月22日(月)、第95期ヒューリック杯棋聖戦挑戦者決定戦が行われ、山崎隆之八段(43)が佐藤天彦九段(36)に勝利し、藤井聡太棋聖(21)への挑戦権を獲得しました。 佐藤九段の振り飛車に急戦で対抗した山崎八段は、奔放な序盤戦で主導権を握りました。 中盤は苦戦に追い込まれましたが、辛抱が実を結び逆転に成功。最後は自陣に駒を打ち付ける手堅い指しまわしで勝利しました。 奔放な序盤戦 山崎八段は、今回の棋聖戦では二次予選から登場しました。 二次予選では、盟友とも言える同門の糸谷哲郎八段(35)に勝利し、予選決勝では同世代の松尾歩八段(44)との激戦を制して決勝トーナメント進出を果たしました。 決勝トーナメントでは、1回戦で森内俊之九段(53)に勝利し、準々決勝に進出。準々決勝では、渡辺明九段(40)に勝利しました。 渡辺九段との一戦でも奔放な序盤戦を披露し、話題を集めました。 「第95期ヒューリ
12日(火)の順位戦C級2組一斉対局をもって、第82期順位戦の全日程が終了しました。 A級では、豊島将之九段(33)が藤井聡太名人(21)への挑戦権を獲得しました。番勝負では久しぶりとなる二人の対戦で熱戦が期待されます。 藤井八冠の活躍に刺激を受けた若手の活躍が目立ち、昇級者の平均年齢が大きく若返りました。 今期は残留争いにも多くの注目が集まり、ドラマもありました。ここから順位戦全体を振り返ります。 若手大躍進 豊島九段はA級で開幕6連勝!そのままの勢いで挑戦権を獲得するかと思われましたが、そこから2連敗を喫してしまいました。 最終戦で豊島九段は菅井竜也八段(31)との直接対決を制しましたが、この対局も中盤までは劣勢に立たされており、ようやくの思いで獲得した挑戦権でした。 30代が3名、20代が7名、10代が1名と、若手の活躍が目立った 今期は特に若手の活躍が際立つ一年でした。全クラス通じ
奈良教育大学が同大学附属小(以下、附属小)で行われてきた教育を「教科書どおりではなく不適切」という報告書を公表したことが波紋を広げるなか、3月4日付で教育研究者有志が「教育課程の創造的実践を通じたゆたかな教育の実現を求めます」という声明を発表した。 |「攻撃」である そこには「呼びかけ人」として17名の教育研究者が名前を連ねているが、その後、声明に賛同する教育研究者の数は急速に増え、3月10日時点で呼びかけ人と賛同者の合計で378名にも達している。それほど、多くの教育研究者たちが奈良教育大学のやったことを批判的にうけとめているということだ。 声明は「不確定性が高い営みである教育に、試行錯誤は不可欠です。だからこそ、とりわけ附属学校では、教師が積極的に研究を行ってきました」として、附属小の教育は「不適切」ではなく「評価すべき授業」としている。 そして、「私たちは、学校における教育課程の創造的
「不適切な指導」があったとして「健全化」の取り組みを公表して注目されているのが、奈良教育大学附属小学校(以下、附属小)である。そうした動きに対し、附属小の創造的な実践を潰すものだとして批判の声も起きている。 |教員の出向に反対の署名運動も さらに奈良教育大学は、「不適切な指導」をしていた教員の責任を追及し、出向させようとしている。附属小の実践を全否定するつもりのようで、出向方針の撤回を求める署名運動も開始されている。 附属小の教育実践は、ほんとうに「不適切」なのだろうか。附属小の教員たちが授業実践を記録した『みんなのねがいでつくる学校』(クリエイツかもがわ)で「解説」を書いている、神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授の川地亜弥子氏に附属小の教育実践について聞いた。 |子ども中心の教育課程―― 附属小では、どのような教育が行われているのでしょうか。 川地 「子どもの実感」をとても大事にし
サムライが、世界を制覇した。「SHOGUN 将軍」が、世界中の視聴者の心を見事につかんでみせたのだ。 先月27日に第1話と第2話を配信したこのミニシリーズは、最初の6日間に全世界で900万の視聴数を獲得(『SHOGUN 将軍』を配信するディズニーは、全体の視聴時間をドラマの尺で割ったもので視聴数を測る)。これは、ディズニー・ジェネラル・エンタテインメントにとって、最高記録のデビュー。これまで記録を持っていたのは、「The Kardashians」第1シーズン。 北米だけを見ても、Huluが配信するFX作品のデビューとして過去最高記録を達成。これまで最高記録を保持していたのは、アメリカで大人気を誇り、あらゆる賞を獲りまくってもいる「一流シェフのファミリーレストラン」第2シーズンだった。ディズニー傘下のFXプロダクションズが製作した10話構成による「SHOGUN 将軍」は、アメリカではやはりデ
第82期順位戦B級1組~C級2組は、各クラス最終戦を残すのみです。 B級1組、B級2組、C級1組ではそれぞれ1名ずつ昇級者が決まりましたが、全体的には混戦模様です。 Cクラスでは、藤井聡太八冠(21)と同世代の若手棋士が昇級に近づいています。 ここから、B級1組からC級2組に焦点を当て、現在の状況と最終戦の展望について解説していきます。 B級1組 千田翔太八段の昇級が決まり、もう1枠は表の2人に絞られている 12回戦で勝利した千田翔太八段(29)が一戦を残してA級昇級を決めました。 昇級争いをしているメンバーの星が伸び悩む中、一人だけ白星を重ねて抜け出しました。 2期前(藤井八冠が昇級した期)は9勝3敗の好成績を収めながら昇級に手が届きませんでしたが、今回は同じく3敗ながら一戦を残しての昇級となりました。 そして最終戦では、勝てば昇級の増田康宏七段(26)と、敗れると降級が決まる屋敷伸之九
松本人志さんから性的被害を受けたという女性の証言を週刊文春が報じた問題をめぐって、日本文化史研究家のパオロ・マッツァリーノさんのブログが注目を集めている。 【写真】「とうとう出たね。。。」X投稿が物議を醸した松本人志さん 「松本人志さんの罪についての考察と提案」と題した論考は、X(旧Twitter)で1万6000以上の「いいね」を集め、「ぐうの音も出ない」「完璧すぎる論破」といった反響が広がっている。パオロさんの公式ブログから、当該記事を全文転載する。 ● まつもtoジャニー ジャニー喜多川さんは、いい人でした。多くの芸能人を育て、テレビ界に貢献した功労者であり、育てられた芸能人にとっては恩人です。 でも、ジャニーさんは犯罪者だったのです。 24時間、つねに犯罪者でいる人などいません。犯罪者としての顔は、個人が持つ多くの顔のうちのひとつにすぎないのです。犯罪をしてるとき以外は、何食わぬ顔で
新日本プロレスはオカダ・カズチカの退団を受けて、20日から始まったシリーズ「THE NEW BEGINNING」の対戦カードの一部を変更、来月11日にエディオンアリーナ大阪にてオカダ・カズチカと棚橋弘至のスペシャルシングルマッチを発表した。初対決から14年間、多くのファンを興奮させてきた新日本プロレスの黄金カードは、これまでどんな歴史を辿ってきたのか?最後の対戦の前に改めて、この一戦の歴史と意味合いを紹介したい。 最大の衝撃は初挑戦での戴冠両者の対戦で、プロレスファンが最も記憶しているのは何と言っても、オカダが最初に棚橋に勝利した試合だろう。2012年当時、IWGP王者として11度も防衛してきた棚橋が、海外修行から戻ってきたばかりのオカダに敗れるという結末は、まったく予想できなかったからだ。初挑戦での戴冠。オカダはこの一戦を機にカネの雨を降らせる“レインメーカー”としてのキャラクターを定着
日本テレビで昨年10月に放送された連続ドラマ「セクシー田中さん」の原作者で、漫画家の芦原妃名子氏(50)が28日、自身のX(旧ツイッター)を更新。脚本をめぐって局側と折り合いがつかず、自らが9、10話の脚本を書くことになったと告白したことについて謝罪した。 【写真】ドラマ「セクシー田中さん」番組インスタグラムから 芦原氏は26日、「ドラマ『セクシー田中さん』について」とし、「色々悩んだのですが、今回のドラマ化で、私が9話・10話の脚本を書かざるを得ないと判断するに至った経緯や事情を、小学館とご相談した上で、お伝えする事になりました」と投稿。ドラマ化にあたって“必ず漫画に忠実に”などの条件が守られていなかったことを明かし、自ら9、10話の脚本を手がけることになったと説明した。 この告白は大きな反響を呼び、たちまち拡散。ドラマの脚本を担当した脚本家・相沢友子氏に対し批判の声が上がっていた。 2
道の駅や産直市で販売されている地元農家の手作り漬物が、存続の危機に直面している。昔ながらの味を受け継ぐ自慢の漬物。食品衛生に関する法律が変わり、作り手たちは製造が続けられるかどうかの岐路に立たされている。改正法の完全実施まで4カ月余り。郷土の漬物文化を守ろうと自治体も後押しする。 【一覧】漬物製造業の許可取得に必要な設備の例 漬物作りが盛んな広島県北広島町。農業藤井志都子さん(80)は20年間、たくあん漬けを作り続けている。同じ地区に住んでいた漬物作りの「先輩」から教わった極意を守りながら、ダイコンの状態に合わせて塩加減を調整するなど試行錯誤を重ね、おいしさを追求してきた。 材料の大根はすべて自家栽培。藤井さんが「収穫から漬け込みまでの作業は結構な重労働です」と言うたくあんは、バリッと歯応えがよく、まろやかな塩気が味わい深い。 自宅の納屋で1シーズン約500キロのたくあんを漬け、12月から
今年の『M-1グランプリ2023』の審査員は、12月17日に放送される『超お宝映像で振り返る!M-1衝撃の瞬間SP』(ABCテレビ・テレビ朝日系)で正式に発表されるそうです。 それに先立って、昨年まで審査員を務めていた立川志らくさんが、今年は審査員をやらないということが明かされました。そこで話題になっているのが、次の審査員が誰になるのか、ということです。(以下、芸人名は敬称略) 近年のM-1審査員の顔ぶれを振り返ると、ほとんどのメンバーは固定されていて、入れ替わるのは1~2人程度、というのが続いていました。2022年には前年までのオール巨人、上沼恵美子の代わりに博多大吉、山田邦子が加わりました。 上沼に代わって同じ女性芸人である山田が入った、ということを踏まえると、志らくの代わりに入るのも落語家である可能性が高いかもしれません。 2001年のスタート当初から、M-1審査員には落語家枠があり
推しが演じるあの役は、原作ではどんなふうに描かれてる? ドラマや映画の原作小説を紹介するこのコラム、今回は思わず我が身を振り返ってしまうこの映画だ! 【熱演が話題!】稲垣吾郎、新垣結衣ほか映画「正欲」の豪華キャスト写真をみる ■稲垣吾郎、新垣結衣・主演! 「正欲」(ビターズ・エンド・2023) 小説にせよ映画にせよ、感想を語るというのは恐ろしいものだな、と時々考える。ある作品を「面白い」「つまらない」と表明することは、その作品を語っているようでいて、実は「私はこの話を面白い/つまらないと感じる感性と価値観を持った人間である」ということを表明しているのと同じだからだ。 物語の感想だけではない。たとえば芸能人や政治家の記者会見を見たとき、答える側がどう見えるかはもちろんだが、インタビュアーに対して「そんな質問する?」と感じたことはないだろうか。彼らは尋ねる側にいるように見えて、何を問うかで彼ら
2023年、藤井聡太八冠(21)が歴史的な偉業、全タイトル制覇を達成しました。この道のりでは様々な苦闘もあり、現在の振り飛車の第一人者である菅井竜也八段(31)と対戦した第8期叡王戦五番勝負では、あわや失冠のピンチに追い込まれました。 この記事では、死闘となった第8期叡王戦五番勝負に焦点を当て、菅井八段が挑戦を決めている年明けのタイトル戦も展望します。 遠見の角で逆転 叡王戦五番勝負は藤井叡王が3勝1敗(2千日手)で防衛した 互いに1勝ずつをあげて迎えた第3局。相穴熊の戦いから、菅井八段がペースを握って終盤戦に突入しました。 「第8期叡王戦五番勝負第3局 主催:株式会社不二家・日本将棋連盟」 ▲藤井聡太叡王―△菅井竜也八段、117手目▲2二角まで 菅井八段は拠点を生かして7七の地点に何度も駒を打ち込み、相手の陣形を乱しました。図の1手前には△2九飛成として桂を取り、7七へ打ち込む手を見せて
多様性が謳われる昨今だが、本当にあらゆる生き方を肯定できているのだろうか。それを真正面から問うような、朝井リョウの衝撃作『正欲』が、『あゝ、荒野』『前科者』の岸善幸監督によって映画化された。ある理由で、自分自身でいることが難しく、社会の中で息を潜めるように生きている人々。新垣結衣さんは、その一人である桐生夏月を演じている。言葉少なく、笑顔を封印し、息遣いまで聞こえてくるような繊細な演技で、難しい人物を見事に体現していた。本作について、言葉を慎重に選びながら、静かに語ってくれた。 【記事中の画像をすべて見る】 ──朝井リョウさんの問題作とも言われている小説『正欲』の映画化。出演されたいと思われた一番の理由は何ですか? お話をいただいたときには、まだ原作を読んでいなかったのですが、企画書とプロットを読ませていただき、惹きつけられるものがありました。映像化するにあたっては、難しい点もたくさんある
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