24日午後、神奈川県逗子市で、海沿いの崖下の崩れた土砂の中に近くに住む74歳の男性が埋まっているのが見つかり、死亡が確認されました。全国の自治体では災害で死亡した人の氏名を公表しないケースが相次いでいますが、神奈川県は先月公表する方針を決め、今回が初めてのケースとなりました。 24日午後2時ごろ、逗子市小坪4丁目の海沿いの崖下で、崩れた土砂の中に近くに住む春日豊彦さん(74)が埋まっているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。 警察によりますと、春日さんは4日前の20日の夕方に犬の散歩をしている様子が自宅近くの防犯カメラで確認されていて、その後、行方不明届けが出されたため、警察と消防が捜索していたということです。 全国の自治体では、災害で死亡した人の氏名を公表しないケースが相次いでいますが、神奈川県は先月、地域防災計画を修正し、災害で死亡した人の氏名を遺族などの意向にかかわらず原則、