『鎌倉殿の13人』(NHK総合)最終回「報いの時」。後鳥羽上皇(尾上松也)は全国に反目する北条義時(小栗旬)の追討を命じた。政子(小池栄子)の言葉で奮起し、鎌倉は徹底抗戦を選ぶ。泰時(坂口健太郎)、平盛綱(きづき)らが先発隊として向かい、時房(瀬戸康史)らが続く。北条の覚悟に感じ入った御家人たちが加わり、軍勢は総勢19万となった。後鳥羽上皇の近臣・藤原秀康(星智也)率いる官軍は、鎌倉勢を都に入れまいと宇治川で必死に戦うも、泰時の作戦を前に敗北した。 最終回の見どころは、なんと言っても義時の最期だ。最終回放送前からSNS上では最終回のタイトル「報いの時」に注目が集まっていた。報いとは「善行や悪業の結果として得られるもの、または身に受けるもの」である。義時は源頼朝(大泉洋)が築いた鎌倉を守り抜くため、一癖も二癖もある御家人たちの間を奔走し、段々と鎌倉のために手を汚すこともいとわなくなっていった