「人間は、信じたいものを信じちまう生き物だ」 『霊媒探偵・城塚翡翠』(日本テレビ系)最終話。鐘場警部(及川光博)の言葉に、これまでのすべてが集約されていた気がする。 ※以下、『霊媒探偵・城塚翡翠』最終話のネタバレを含みます 筆者は、原作を読んでいたため、“透明な悪魔”の正体が香月(瀬戸康史)であることは分かっていた。それなのに、心のどこかで彼を信じていた自分がいた。翡翠(清原果耶)を支え、彼女の味方であり続けた(ように見えた)香月が、犯人であるわけがない。もしかすると、原作とちがう結末が待っているのではないか? と。 しかし、残念ながら、原作どおり香月は“透明な悪魔”だった。彼が殺人を繰り返していたのは、“実験”のため。幼い頃、大好きだった義理の姉が強盗に刺された時、香月は彼女を助けようとしてナイフを抜いてしまった。最期に、姉は何と言っていたのか。苦しかったのか、苦しくなかったのか。あの時
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