第8ステージは、リブルヌからリモージュへ抜ける、中央山塊までのリエゾンステージ。しかし後半は細かいアップダウンが続き、ラストは4%の緩斜面のスプリントが待ち受ける、パンチャーにも可能性があるコース。 となると、レースは序盤からエスケープを画策する選手が多数入り乱れ、ようやく20kmを超えたあたりでティム・デクレルク、アントニー・ドゥラプラス、アントニー・テュルジスの3人による逃げが決まる。中間スプリントではメイン集団をトップで通過したフィリップセンが5ポイントを獲得してマイヨ・ヴェール固め。 対象的に、残り60kmを過ぎたところで集団内で落車が発生、なんとマーク・カヴェンディッシュが起き上がれず、すぐに救護車に乗ってリタイア。ツール・ド・フランスで有終の美を飾るはずが、あっけなく終了してしまった・・・ そして残り8kmの地点で、メイン集団は最後まで粘っていたテュルジスを吸収。意外にもスプリ