「宿題を忘れた!」苦い経験。「遊ぶのは宿題をしてから」といったルール。今も昔も子どもを悩ませる宿題は、どのように定着してきたのでしょうか。 世界史ブログ「歴ログ」の中の人が、学校では教わらない「宿題の世界史」をご紹介します。 はじめにこんにちは。「歴ログ -世界史専門ブログ-」を運営している尾登(おとう)と申します。世界史のさまざまなおもしろネタの収集をライフワークとしています。 世界各国の教育についても、いろいろな切り口で紹介してきました。 さて、子どもに「この世で一番嫌いなものは何?」と聞いたときに、真っ先に出てくる答えは「宿題」ではないでしょうか。 遊びたい盛りの子どもが朝から教室に拘束され、勉強を何時間もやらされ、ようやく夕方に自由になって友だちと思いっきり遊ぼうとする。それを「ちょっと待て」と阻もうとする存在。それが宿題です。 特に夏休みに出される宿題にはトラウマがある人も多いか