LEARNING COPENHILL TURNS A POWER PLANT INTO THE BEDROCK FOR SOCIAL LIFE 廃棄物発電所の屋上がスキー場を併設した緑の楽園に! 2020.10.05 MON 2019年10月、デンマークの首都、コペンハーゲンの海辺の工業地帯、アマーに出現した、まさに「都会の丘」をイメージさせる巨大施設〈コペンヒル〉。実はここ、廃棄物エネルギー・プラントなのだが、なんと、屋根には人工スキー場を設け、さらにはジョギング、ハイキングやボルタリングもできるレクリエーションセンターとしても稼働している。設計は、世界的に活躍するデンマーク人建築家ビャルケ・インゲルス率いる、B.I.G建築事務所(以下BIG)。BIGがコンペで提案した「イメージの自然」を実現させたのが、デンマークのランドスケープ建築事務所、SLAだ。 TEXT BY chieko to