19日(火)4限、「情報と倫理」(武田圭史環境情報学部教授担当)で、ブログ「ジャーナリストの視点」で知られるジャーナリストの佐々木俊尚氏が講演した。「ライフログ時代の報道と野次馬の境界」と題して、報道のこれまでとこれからについて語った。 履修者以外も参加し、教室は満員に。 「みなさんも現場にいたら撮影するでしょう。僕だってするかもしれない。」 事件以来休止されている秋葉原の歩行者天国。「かなり楽しんでいたと思います」との記述で炎上したブログ。 授業は昨年6月の秋葉原通り魔事件を巡る騒動を振り返るところからスタートした。痛ましい事件の直後、場所柄ITリテラシーの高い層が多かったこともあり、多く人の携帯電話やデジカメが現場を記録しはじめ、中にはMacBookとUstream(※1)を使って1000人以上に生中継した人もいた。これらの人々の行動は多くのマスコミに批判的に紹介される事となった。 し