エゾシカの捕獲対策で、陸上自衛隊が協力に乗り出すことになった。 自衛隊法上、鳥獣の捕獲に自衛隊が銃器を使用することはできないため、シカ生息地の確認や捕獲後のシカの集積場所造りなど“後方支援”にとどまるとみられ、協議している北海道と陸自北部方面総監部(札幌市)は近く基本合意する見込み。陸自が野生動物対策に協力するのは、全国でも珍しい。 エゾシカによる農林業被害は全道で50億円に上り、道などの今年度の捕獲数は計11万5000頭と見込まれる。陸自の協力が検討されているのはこのうち、道東・白糠町での捕獲対策。釧路総合振興局などによると、同町では、エゾシカによる農林業被害は年間1億2000万円に上り、同町は今年度の捕獲目標を約3000頭としていることから、陸自の協力対象地として浮上したという。 陸自の協力は、ハンターらの捕獲作業を能率的に行うため、ヘリコプターでエゾシカの生息地を確認したり、捕獲した
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