サッカーのイングランド・プレミアリーグ、ボルトンのMFファブリス・ムアンバ選手(23)に対して、ツイッターで差別的発言をした英大学生(21)が禁錮刑の実刑判決を受け、収監された。ムアンバ選手はアフリカのコンゴ(旧ザイール)生まれ。3月中旬の試合中、突然心停止を起こして倒れ、生死の淵(ふち)をさまよった。きょうのテーマは「観戦、飲酒そしてツイート」とした。 ムアンバ選手倒れる ムアンバ選手のボルトンには、日本代表FW宮市亮選手(19)が所属している。3月17日、FA(イングランド協会)杯準々決勝のアウェーのトットナム戦で、ムアンバ選手は接触プレーもない状態で突然、心臓発作を起こし倒れた。スタジアムには3万6000人の観客がおり、大勢の人たちがテレビ中継を見ていた。ムアンバ選手はロンドン市内の病院に運び込まれたが、医師によると、78分間の心停止があった。 英メディアによると、プレミアリーグでは