中国北東部・黒竜江(Heilongjiang)省で、哈爾濱(ハルビン)盛世特種飛行器有限公司(Harbin Smart Special Aerocraft)が開発した試作型の「空飛ぶ円盤」(2008年6月17日撮影)。(c)AFP 【6月18日 AFP】(写真追加)中国の会社が「空飛ぶ円盤」の試作品の開発に成功したと、国営新華社通信(Xinhua)が17日伝えた。 この試作品は直径1.2メートルの円盤型で、垂直方向での離着陸のほか、高度1000メートルでの空中静止もできる。無人での遠隔操作も可能で、一定の経路を自力で飛べるという。プロペラ駆動式で、最高時速は80キロ。 開発したのは哈爾濱(ハルビン)盛世特種飛行器有限公司(Harbin Smart Special Aerocraft)で、開発には12年、2800万元(約4億4000万円)を要した。航空写真の撮影、地質測量、突発事件時の照明な
宇宙空間は魔法使いの住む世界なのだろうか。シンデレラが乗った馬車のように大きなカボチャも夢ではなくなる。 それを実現してみせているのが中国の宇宙開発の現場なのだ。地球を取り巻く宇宙空間の特殊な条件を利用して活発な植物の品種改良が進む。 中国の人口は13億人。拡大する「胃袋」を満たすための妙案が宇宙開発に託されている。宇宙生まれのマンモス・カボチャ「太空南瓜」は、その期待に応えた成果の一例だ。 無重量の宇宙では熱対流が消えるので、超高品質の合金も製造可能。生命科学の分野では、タンパク質もきれいに結晶するなど、新素材や医薬品の開発に道が開ける。 日本はスペースシャトルなどを利用して、宇宙での高度先端技術を追究してきたが、特筆すべき成果は出ていない。 これに対し、中国では日常生活と宇宙産業の距離が急速に短縮中だ。特に高度なことをしているわけではないのだが、実績は着実に目に見える形になっている。
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