私のON トルコの世界遺産の街・サフランボルの民家に魅せられて留学し、伝統的な民家を研究してきました。家具は備え付けで、共有スペースが広い。裕福な家庭には夏の家と冬の家がある。同じ家でも夏と冬で使う部屋が違う。もともと遊牧民ですから、移動することにためらいがない。 トルコ民家の魅力を伝える、安達さんの著書や翻訳本など そのままイスタンブールに居着いて24年。民家研究はお金にはなりませんから、翻訳や通訳をしてきました。会議や式典の同時通訳、起訴状や判決文の翻訳、日本企業のマーケティング調査のお手伝い、いろいろやってきました。 エルドアン政権を揺るがした昨年のクーデター未遂事件で観光客は激減しました。日本からの観光ツアーもゼロに近く、観光業などに携わるトルコ在住の日本人には将来への不安から帰国する人も出始めました。カッパドキアもガラガラのようです。すでに進出している日本企業は踏みとどまっていま