洗濯物自動折りたたみ機「ランドロイド」の説明会でプレゼンテーションするセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ社長の阪根信一=東京都渋谷区 Photo: Semba Satoru 2005年のことだ。帰宅した阪根は、単純に妻に聞いた。「世の中になくて、家の中で使うもので、ほしいものは何かない?」。ちょうど洗濯物をたたんでいた妻は「これを、自動でやってくれる機械でしょ」と一言。たたんでみると、あまりにも時間がかかる。この時間をほかの有意義なことに使えたら――。リサーチすると、世界のどの企業も挑戦していなかった。「よし、やろう」 これが、世界初の「洗濯物自動折りたたみ機」となる「ランドロイド」の始まりだった。だが、まさか製品化までに13年もかかるとは想像していなかった。 「ランドロイド」の試作機が、東京・表参道のショールームにある。サイズは大型冷蔵庫ほど。側面には天然木が使われ、前面は鏡になってい
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