17年12月のレスター戦でゴールを決め、テレビカメラに向かって手を合わせるマタ(左) Photo: AP 鮮やかな左足のフリーキックがゴールネットを揺らす。マンチェスターUのフアン・マタは、ピッチ脇のテレビ中継用のカメラに向かって駆け出し、手のひらを合わせた。仲間との歓喜の輪がとけると、念を押すように再びカメラに向かい、もう一度手を合わせ、おじぎした。 昨年12月23日、サッカーのイングランド・プレミアリーグ(1部)、岡崎慎司が所属するレスターとの一戦での一コマだった。このポーズには、特定の子どもたちへのメッセージがあった。 スペイン代表のミッドフィールダーとしてワールドカップ(W杯)、欧州選手権優勝に貢献してきたマタは昨年8月、社会貢献活動をスタートさせた。年俸の1%以上を恵まれない子どもたちに支援するプロジェクト。名称は「COMMON GOAL(コモンゴール=共通のゴール)」。「共通の
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