8月6~10日、ノルウェーの首都オスロで、大人気の音楽祭オイヤ(Øya)が開催された。 実は、ここはただの音楽フェスではない。環境や気候変動対策に熱心な、「グリーンなフェス」としても世界的に有名で、自治体から補助金も受け、他国からフェス関係者が視察にも訪れる。 グリーンしすぎて、「ちょっとやりすぎ」、「肉メニューが少なさすぎ」、「環境対策に熱心な特定の政党を連想させる」とまで言われてしまうこともある。 一体、何がすごいのか。5日間、現場で見つけたノルウェー流の取り組みを取材した。 ゴミを減らそう 会場には大きなゴミ箱が目立つ=鐙麻樹撮影 会場のあちらこちらにあるゴミ箱。来場者は、飲み物のコップや生ごみなどを3種類に分別する。 とはいっても、音楽を楽しむことに夢中な人たちの中には、分別までに気が回らない時も。 ごみを分別する若者たち=鐙麻樹撮影 そこで、会場の裏では、10~20代の若者たちに
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