任天堂が平成27年3月期連結決算で4年ぶりに営業黒字を確保した。ただ、コスト削減に加えて円安の恩恵が大きく、まだ復調には遠い。28年3月期はゲーム専用機の本体、ソフト販売とも前期を下回る予想のため、年内に発売するスマートフォン向けゲームが浮沈の鍵を握る。一方で、スマホは専用機と収益構造が大きく異なるため、柱に育てられるか不透明な状況だ。 ■「マリオカート」プロデューサーを抜擢 「任天堂がやる以上、成果を出さないと意味がない」。大阪市内で7日会見した任天堂の岩田聡社長はこう強調し、スマホでの成功に自信を見せた。額は明らかにしなかったが、28年3月期業績予想にスマホでの売り上げを盛り込んだ。 3月にソーシャルゲーム大手のディー・エヌ・エー(DeNA)と資本業務提携してスマホ参入を発表後、任天堂の株価は大幅に上昇している。投資家から期待が大きいのは確かだ。 岩田社長は専用機で人気の「マリ
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