ドイツの子ども手当は大変寛大で、1人目、2人目の子どもには月額194ユーロ、3人目が200ユーロ、4人目からは225ユーロである(1ユーロ=130円で換算して、それぞれ2万5220円、2万6000円、2万9250円)。 いうまでもないが、子ども手当の目的は、子供を持ったがために貧困に陥るのを防ぐことだ。出産や子育てや教育にはほとんどお金がかからないよう、ドイツ政府はありとあらゆる対策を講じている。 子ども手当の対象は18歳までだが、まだ学業の途上であれば、25歳まで延長される。学生で、ほとんど収入がなければ、大の大人でも子ども手当をもらえるのである。18歳からは成年なので、子ども手当は、もちろん、その「子ども」自身に支給される。 子どもが18歳以下なら、子ども手当は親がもらう。高所得者の場合は、現金支給ではなく、税金で調整されることになる。ちなみにEUで一番高額な子ども手当はルクセンブルク
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