走行試験で東京駅を出発するJR東日本の次世代新幹線「E5系」=東京都千代田区で2009年12月9日午後5時28分、三浦博之撮影 ↑クリック↑すると次の写真に進みます 東北新幹線新青森駅開業後の11年3月から導入されるJR東日本の次世代新幹線「E5系」(量産先行車)が9日夕、JR東京駅に初めて乗り入れ、鉄道ファンや帰宅途中の通勤客らの熱い視線を浴びた。 世界最速の時速320キロでの営業運転を目指すE5系はトンネル突入時の衝撃を緩和するため先頭形状が15メートルもあり、運転席はジェット機のコックピットを思わせる斬新なデザイン。車体は上部が濃いグリーン、下部は白で、中央に鮮やかなピンクのラインを入れた。快適性を重視する装備も採用。10日まで東京―上野間を往復し、乗車位置などの確認作業を行う。 新青森駅の開業は10年12月で、3カ月後にスーパーグリーン車を設置したE5系3編成(30両)を投入。13